超えることはないわけで、CG(日本の映画のCGはショボいから着ぐるみにも
勝てるとは思っていないわけです)もダメだし、そもそも樋口真嗣という監督
も日本沈没を観て...こりゃなんだと思ってから信用は全くありません。
怪獣が「禍威獣」という表現になった意味は分からんし、科特隊が「禍特対」
になった意味も分かりません。何十年前とは違うんだという主張をするならば
そこじゃないだろうと言いたいわけですね、昔の暴走族の当て字かよ、という
抵抗感しか感じませんので「シン・ウルトラマン」は観る気はないです。
ということで、「シン・ウルトラマン」のことはどうでも良いんですが、話題
になっている関係で、ウルトラマンの怪獣がCMに登場するのは良いです。
サントリーの天然水 特製レモンスカッシュのダダのCMは好きです。
正直なところ、ダダが必死の訴えをしているのを尻目に、レモンスカッシュを
飲む女の子は今時のCMにしては可愛くありませんが、これもネタの一つか?
子供の頃にウルトラマンを観ていてトラウマ級に怖かった三大怖い怪獣がいて
それが「ダダ」「ケロニア」「ミイラ人間」でした。
と書いておきながらなんですが、ダダは宇宙人で、ケロニアは吸血植物の上に
ミイラ人間は古代人なので怪獣は全くいませんね。
村松キャップに殴る蹴るの暴行を受けたら、結構やられてしまうぐらい強さは
感じませんでしたが、何度でも立ち塞がって、その度ごとに顔が違う妙な怖さ
があって、ダダは子供の頃に夢に出てきて怖かったです。
ケロニアは洋服ダンスの中から現れる場面が、これまた夢うつつで再現されて
ドキドキしながら目を覚ますことが何度もありました。
そしてミイラ人間は、単純に顔が怖かった。
近所に由緒ある古いお寺があって、そのお寺の仏殿の天井に龍の絵が描かれて
いるのですが、ミイラ発見時の遺跡の壁画に描かれていたドドンゴと似ていて
お寺の中のどこかにミイラ人間がいるような感じ(子供の考えることですから
突拍子のないことを考えるんですよ)がして、怖かったというのもあります。
そんな怖い存在だったダダが、駄々をこねるCMが出てくるとは全く予想すら
していませんでしたから、このCMでダダと再会するのが嬉しいです。
テレビは見ないので、主にYouTubeで見ています。