炒飯と水餃子とビール二杯で、8,000円でした。
エビとか具が多くて美味しいのは間違いないのですが、やっぱりシンガポール
でレストランで食べると高いです。ホーカーズとは一緒になりません。
ビールを注いでくるジョッキはガラス製ではなくピューター(錫製)です。
シンガポールの数少ない名産品の中でも、錫製品は昔からよく知られた存在で
30年ぐらい前にシンガポールへ行こうとしていた頃のガイドブックにはお土産
として最適なのは熱伝導が良いので、冷たいビールに最適な錫のジョッキだと
書かれていたぐらいです。(この時は結局、沖縄に行きましたが…)
料理としてはシンガポール名物の海鮮と言えばチリクラブなんですが、一匹が
4,500円ぐらいしますし、あのカニはあまり身がないので止めました。
前にすり身のしゃぶしゃぶのようなスチームボートも食べましたが、あれなら
薄味のおでんと大差ない感じだったので、シンガポールの美味しいものは高い
お金を出さなくてもホーカーズで食べるので十分な気がします。
それはともかく、今回のお店の名前は「palm beach seafood」
メニューを見て動揺しているのがバレバレで、ビールだけで退散しそうだなと
警戒されたようで、あまり流暢ではない日本語で「これ美味しい」とお値段が
安めのものをお勧めしてくれる辺り、高評価を付けたいレストランです。
中には高いメニューを持ってきて、あんたのような貧乏人が来るとこじゃない
みたいな態度で、オードブルとかサラダとかを勧めてくる嫌味なウェイターが
いるところがありますが、そんなところと比べれば良いお店でした。
そもそもシンガポールは煙草とかアルコールなど有害なものはトコトン税金を
かけている国なので、ビールがかなり高いんですよね。
高級なお店で安く上げたいときはアルコールは飲まないことですね。
炒飯を食べて、水餃子を食べてタイガービールを飲んでいたら、光のショーが
始まりましたが、今一つ音が聞こえなくて盛り上がりに欠けました。
対岸から見るよりもマリーナ・ベイ・サンズに宿泊している人が対象なんだと
思いますが、せっかく大々的にやるんだからマーライオン公園側でも、同時に
BGMが聞こえるようにしてもらえるとリアルタイムで盛り上がれそうですが
あまり音が聞こえないので、ちょっとズレた感じがしました。
光のショーが終わって、今一つながらも多くのギャラリーがいたので、周囲の
雰囲気は一時間後にもう一回というノリの人もいましたが、それなりにMRT
でお出かけもして疲れたので、真っ直ぐホテルまで帰ることにしました。
最後の夜だったので名残惜しかったのですが、特に行くところもないですから
ホテルに帰って、インド人街で買ったジャックフルーツを食べたのでした。
これで最後にしようと思いましたが、未公開写真が見つかったので、写真紀行
みたいな感じで、もう一回書こうかなと思います。
シンガポールにお出かけ・13
- トラベル