ということでチェックアウトはしたものの次のホテルのチェックインタイムは
午後３時なので、それまでは部屋に入ることは出来ません。
どうせ部屋に入れないなら雨の中に出ても仕方ないので、ホテルの一階にある
カフェでしばらく時間潰しするか…ということで優雅なティータイムを過ごし
雨脚が弱くなったところでホテルを移動しました。
釜山で最後に泊まったのはアーバンホテル（綴りではアルバンホテル）です。
新しいホテルで、フロントは１３階の最上階にあり客室はその下になります。
ホテルに着いたのが、まだ１３時前だったので荷物だけ預かってもらって少し
歩いた地下鉄の西面駅から南浦洞（ナンポドン）まで移動して、ロッテマート
で海苔（定番の韓国海苔ですが板状に切り揃えたものよりも、細かく刻まれた
タイプの方がご飯にのせて混ぜたりするには便利）やトッポギのタレといった
調味料、辛ラーメンの黒バージョンなどのお買い物をしました。
ロッテデパートは地下で軽食コーナーとイートインコーナーがあり、軽い食事
と買った料理をその場で食べられるようになっているので、この時のランチは
地下で量り売りされていたヤンニョムチキン（鶏の唐揚げを甘辛いタレをかけ
全体を混ぜた韓国で人気の料理）を食べました。
店内を歩いていたのでなかなか写真を撮る機会もなくて、ヤンニョムチキンの
写真も撮り忘れてしまいました。
両手に一杯の買い物（食料品ばかりでしたが）を買って、もう地下鉄に乗って
帰るのも嫌になったので、日本と比べて半額以下のタクシーでホテルまで戻り
部屋に入ってみてビックリでした。
宿泊料金はそんなに高くなかったのですが、とにかく部屋が広い。
写真ではよく判りにくいのですが、ベッドのサイズは180センチ以上はあって
マットレスも柔らかすぎず、良い感じでした。
ベッドの隣がガラスで隔てられたバスルームということで、ラブホテルみたい
な感じなんですが、当然、ロールカーテンで隠すことは出来ます。
バスタブにはジャグジーもついていて、ブクブクしながら、のんびり浸かって
いられるのも庶民の私には非日常的な感じで良かったです。
バスタブでお湯に浸かるのは良いのですが、頭を洗ったり体を洗ったりしよう
とすると一度バスタブから出て、濡れた足でシャワーブースに移動しなければ
ならないというのは唯一の不便な点でしたね。
韓国の場合はバスルームの床が濡れるというのは当然という感覚のようなので
床を濡らしてしまっても足ふきマットでサッと吹けば問題はありません。
ただ、滑りやすくなっているので転んだ弾みに頭を打ったり、バスタブに顔を
ぶつけたりしたら大怪我になるので、そこだけ注意が必要です。
トイレはすりガラスの向こうなので、あまり仲が良くない人と同室になったら
嫌気がさすかも知れませんが、外から中の様子が見えるのはうっすらとなので
普通のカップルや夫婦、友達なら問題ないでしょう。
釜山はさすがに都会なので、ここも温水洗浄便座でしたよ。
ソファも広くて、その気になれば一部屋で三人は泊まれそうでした。
テレビは大型の液晶画面で、ＮＨＫワールドも見られます。（当然ですが）
バッテリーチャージ用のＵＳＢポートも二つあり、日本のプラグに対応できる
２２０Ｖのコンセント（電子機器は大丈夫ですがドライヤーなどは電圧が違う
ので差さない方が良いです）もありましたし、ＷＩＦＩも完備なのでスマホの
充電や日本とのＬＩＮＥも快適に行えました。
ということで、アルバンホテルの話を書いて中編は終わりです。
次回、釜山後編で済州島と釜山に行った旅行記は終わりになりますが、意外に
コメントも貰えてたくさんの人に読んでもらえたので、調子に乗って五月末に
行ったシンガポールの話も書こうと思いますので、また宜しくお願いします。
雨に降られた済州島・釜山旅 釜山中編
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