エジプトを個人旅行した際、ファラオの彫刻の破片を盗んだという男性が
自国(ドイツ)に帰国した後で、麻痺、吐き気、原因不明の高熱が続いて
癌になっていたことが分かったものの治療が間に合わずに亡くなるという
ことになった後、その関係者を名乗る人から、ファラオの呪いに苦しんで
死んだものと思われる、というメモと共に盗んだ彫刻の破片を小包にして
エジプト大使館に送られた、という話が過去にありました。



元々は、王家の谷でツタンカーメン王のピラミッドが発掘された際、黄金
のマスクなどが発見されたという成功した部分と、調査隊員が原因不明の
病気になって死んだり、ピラミッド内の通路が崩落(盗賊よけのトラップ
だとも言われますが。)して死傷した事例、さらに調査隊を経済的に支援
した、支援者も原因不明の病気で死ぬという出来事が続いて、ファラオの
呪いという噂が広がったとされていますが、エジプトのピラミッドなどに
関わった人は呪い殺されるという認識は常識化しているようです。