連続47回出場中の歌手、森進一が北島三郎が50回を節目に紅白歌合戦
を卒業したことを例に挙げて、自分自身は後3年で卒業したいとし、他の
歌手も含めて、みんな50回になったら卒業してもいいんじゃないか、と
50回定年制を提案したそうです。

それに対して和田アキ子が、それは私たちアーティストが決めることでは
ないんじゃない?と異論を唱えたということで、普通に常識的に考えたら
森進一の発言は間違いというか、紅白歌合戦の出場は毎年の既得権みたい
に考えているようですが、和田アキ子の発言のように、それを決めるのは
視聴者であり、NHKですから自分の都合で卒業とかというのは勘違いも
甚だしいというように思います。

自分自身の低迷ぶりから想定して出場は難しいぞと考えて、先手を打って
卒業することになりましたと発言して、失笑を買った、浜崎あゆみの例も
あるように出場オファーを受ける前から卒業しますというのは、笑い物に
なるだけですし卒業という発言自体が横柄という感じがします。

細川たかしは「倒れるまでやった方が良いんじゃない」と発言したという
ことで、選抜された以上は杖を付いてでも出るのが、河原乞食の芸能人の
使命ですから、細川たかしの意見もまた妥当だと思います。

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