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おせち料理の食材について-3 [限定・季節の食材]

海老:
海老の字の通り、腰が曲がる老人になっても元気で過ごせるようにという長寿
の願いを込めているのと、海老の赤色は神様を迎えるための目印の色であると
いうことで、神様の道標として海老の料理が入っています。



尚、おせち料理によく使われる車エビは尾の部分に縞々があるので尾を曲げた
状態だと車(人力車などの輪)を連想させるため、車エビという名前がついて
いますが、最近は車エビは高いのでアルゼンチン産の赤エビが使われることが
多くなっていますね。ただ、お正月の縁起ものなので伊勢エビを飾りと実用を
かねて利用する家庭も少なくはなさそうですね。

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おせち料理の食材について-2 [限定・季節の食材]

田作り:
昔から田畑の肥料としてカタクチイワシの魚粉が使われています。
今でも有機農法ではイワシの魚粉が使われていて、イワシの魚粉を使うと非常
に効果が高く、良い作物が収穫できるようです。

ですから、田を作るものとしてカタクチイワシを田作りと呼んで、新しい年の
五穀豊穣を願って、おせち料理に登場するわけですね。



田作りに別名「ごまめ」という言い方がありますが、ごまめは漢字の表記では
「五万米」と書いて、より多くの収穫がありますように、という願いをこめた
名前ということになります。

産地としては、山口県や瀬戸内周辺のものが多く出回っています。

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おせち料理の食材について-1 [限定・季節の食材]

史実的に真実かはよくわかりませんが、一年中「こま鼠」のように働いていた
一昔前の女性たちが、一年間で一日だけ元旦は台所での仕事をしなくても良い
ようにと作ったのがおせち料理だという、おせち料理の起源の話があります。



また、以前は正月三が日にはどこの商店・市場も休むのが当たり前だったので
その間の保存食として、濃い目の味付けの日持ちのするおせち料理が作られた
という、おせち料理の起源説も以前に聞いたことがあります。

今では、コンビニだけではなく、量販店でも元旦に営業するところが、大部分
となって便利になったようには感じますが、年の変わり目を静かに祝い新たな
一年の誓いを立てるという古き良き生活様式は消滅しましたね。

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「新京」が閉店したようだ… [地域(愛知)の話題]

愛知県(愛知・岐阜・三重・静岡ぐらいも範囲かな)のラーメン好きな人なら
多分知っているかと思いますが、ベトコンラーメンの元祖として知られている
「新京」の本店が閉店したような感じです。


2018年にはYouTubeでも紹介されていますが、今はもう面影しかありません。

半年ぐらい前までは店の前を通ると「ベトコンラーメンのみ出せます。」的な
張り紙がありましたが、今は紙も剥がされて「新京」の看板も見当たらないと
いう状況なので、完全に廃業という雰囲気です。

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