24年・秋のソウル旅 -8 [トラベル]
東大門、弘大など買い物ができるところはソウル市内に数多くありますが日本語
で話が出来て、日本語のメニューもある明洞が落ち着きます。
ホテルの朝食も考えましたが、韓国に行ったら朝食は一度はテジクッパが良いな
ということで、朝早くから営業しているクッパ屋さんに行きました。
日本語でメニュー表示がされていて、タブレットで注文できるので韓国語の注文
は無理という人でも行くことが出来ます。
ということで、他のお客さんもほとんどが日本人でした。
テジクッパは前にも書いたことがあるような気がしますが、豚肉のスープご飯と
いう感じでしょうか、日本の焼肉屋さんで出るクッパとは明らかに違います。
豚骨スープに豚肉の薄切りが入っていて、ニラは生のものが別皿で出ます。
ご飯も別になっているので、ご飯を食べてキムチなどのおかずを食べてスープを
飲むという食べ方も出来ますが、スープの中にご飯を入れる方が美味しいです。
タブレットの中にテジクッパの他に、アナグマクッパというのがあって興味津々
ではありましたが、想像の上を行くものが出てきたら食べられるのかな?という
一抹の不安があったので止めました。
ちなみに日本には、あんたがたどこさ♪から始まる歌があって、タヌキを鉄砲で
撃って煮て食べるということになっていますが、いわゆる「タヌキ汁」は実際は
アナグマという話があります。どうやらタヌキは脂が強くて、かなり脂臭い肉に
なるので、食用には向いていないらしいのですが、タヌキに似たアナグマの肉は
そのようなクセがなくて美味しいらしいので、アナグマをタヌキといって食べた
というのが「タヌキ汁」の正体だったそうです。
その話が頭に浮かんで、アナグマ汁は美味しいかも知れないなと一瞬思いました
が、臭かったり、野生の味がしたら食べられないので止めたわけです。
テジクッパは美味しかったです、なので次に行くことがあればアナグマクッパに
挑戦してみるのも良いかも知れないと思っています。
この後は頼まれていた韓国コスメやラーメンなどの食料品の買い物をしましたが
買い物風景の写真は撮っていないので、夕方に一旦、部屋に戻った時のホテルの
窓からの景色の写真を貼り付けます。
ホテルでしばらく休憩してから再度、明洞に出かけました。
今までに何回、ソウルに行ったかは数えてもいませんが一度も食べたことのない
高級料理のカルビチムを食べることにしたからです。
カルビチムというのは焼肉に使われるのと同じ牛肉のカルビ(バラ肉)を醤油や
砂糖などを使って蒸し煮にしたもので、朝鮮時代には宮中で王様が食べていたと
伝えられる高級料理です。
カルビチムに冷麺、マンドゥも付けて「宴」です。
料金は約1万円ですが、韓国最後の夜ということで最後の晩餐ですね。
青唐辛子と赤唐辛子も入っていますが、全く辛くはありません。
骨に付いた肉も簡単に箸で離れるまで煮込んでありますから、食べやすいです。
スープも付いていて、牛骨からだしを取っているので具材はえのき茸とネギのみ
のシンプルなものですが、ビーフコンソメとは違いますが美味しいスープです。
ダシタを使えば牛骨スープは簡単にできますが、やはりそれとは違います。
マンドゥは小さい肉まんというか、小籠包ぐらいのを想像していましたが想像を
かなり超えた大きなもので、具材も挽肉がたっぷりと包んであって驚きましたが
なんとか、全部食べてお店を出ました。
この後、しばらく明洞を散歩しましたが、その話は次回にて。
suzuranさんの記事を拝見して韓国料理が食べたくなって、昨夜はキムチ鍋にしました。
by 溺愛猫的女人 (2024-12-07 19:57)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
キムチ鍋は簡単にできて良いですが、辛ラーメンにキムチと豚肉ときのこ
を入れて鍋にすると、さらに簡単に辛い鍋が出来ます。
辛い物がダメな人には絶対にダメっぽいですけどね。
by suzuran (2024-12-09 21:33)