24年・秋のソウル旅 -7 [トラベル]
メインの城郭である水原華城は観光客が多かったので、その外周を囲んだ城壁に
上って歩いていて始めに目についたのが大きな聖堂です。
教会の名称は「水原第一教会」ということで、素っ気ないですね。
これだけ大きな規模の教会だと聖なんたらかんたら教会とか、いかにもな名前が
付いていそうな気がしますが、この教会の宣教師は実直な方のようです。
城壁から降りて歩いていくには遠いような感じでしたし、クリスチャンでもない
ということで、教会までは行っていませんが13階には無料で上がることの出来る
展望台があって水原華城を一望することが出来るそうですので、これから水原に
行こうと考えている方は、行動予定に入れると良いかも知れません。
夏の間は水原華城はライトアップされるので、きれいだと思います。
城壁は5.7kmあるということで、端から端まで歩いたら1時間半ぐらいの散歩に
なりますので、普段から歩き慣れている人には丁度良いお散歩コースかもです。
日本の城と同じく所々に外部に対して攻撃を仕掛けるための穴があります。
斜め下に向けて開けられている穴からは石を落として、城壁を上ろうとする敵兵
を攻撃するために利用したかも知れません。
穴ではなく縦の溝を作ってある場所は、弓矢の兵が上下左右を狙いやすいように
しているのではないかと想像しました。
何年か前に気球に乗って水原華城を上から見る、という現地ツアーが紹介されて
いて、どんな感じのものだろうと思っていましたが、実物を見ました。
どこかへ飛んでいかないように太いロープで繋がれていますが、それなりの高さ
まで上昇しているので、世界遺産を一望できるのは間違いない感じです。
なにに使う建物かは分かりませんでしたが、城壁の途中には石造りの建物があり
散策の人達はその前で記念写真を撮っていました。
あまり紅葉という感じの木はありませんでしたが、中には紅く色付いたカエデの
木もあって秋の風情を感じるものもあったものの錆び付いたような色合いの木も
あって、ここにも地球温暖化の影響が出ているような感じはしましたね。
お散歩タイムが長いと疲れるので、適度なところで切り上げて水原駅まで戻って
帰りはムグンファ号で、約30分かけて(ムグンファ号は龍山が終着駅)龍山まで
戻り、中央線、地下鉄を乗り継いでホテルに戻りました。
ホテルでテレビを点けると、第1シーズンを数日かけて一気に見た「熱血司祭」
のシーズン2が始まっていたので、韓国語は理解できませんが見ました。
日本ではDisney+で、韓国の放映から約1時間遅れで放映されていて毎週金・土
のお楽しみになっていますが、この話はまた別の機会に書きます。
テレビを見て、残り物のチキンを食べて、この日はおしまいです。
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