F1-GP 2024 第21戦 サンパウロGP 決勝 [モータースポーツ]
をしたアレクサンダー・アルボンは、マシンの修復作業が間に合わず、決勝には
出走できなくなりました。
また、クラッシュでマシンの後方が潰れたカルロス・サインツはPUを交換した
ためにピットレーンスタートになり、通常のグリッドからスタートしたのは18台
ということになり、さらに雨の影響が心配されるレースになりました。
ランス・ストロールはフォーメーションラップでコースアウトしました。
3番手スタートという好位置からスタートした角田裕毅は、初の表彰台の期待が
かけられていましたが、タイヤの選択に失敗して、インターミディエイトタイヤ
をウェットタイヤに交換したことで、ステイアウトしたアルピーヌの二人にパス
された上、タイヤ性能の違いから順位を上げていくのにも苦労したことで結果と
しては7位入賞ということになりました。
ゴールは8位でしたが、オスカー・ピアストリが10秒加算ペナルティを受けると
いうアクシデントがあったため一つ順位が上がりました。
同じチームのリアム・ローソンも同じようにタイヤ戦略の失敗から5番手からの
スタートでしたが、最終順位は9着となり荒天時の戦略の見直しが、チーム内で
議論されることになりそうです。
PU交換ペナルティにより、17番手スタートだったマックス・フェルスタッペン
が雨中のレースでありながら、ほぼノーミスの走行で順位を上げていき最終的に
優勝するという劇的な勝利でポイントを加算して、393ポイントにしました。
ポイントランキングで、2位のランド・ノリスが6位に終わったため331ポイント
ということで、ポイント差は62ポイントあります。
残り3レースで、ランド・ノリスが三連勝して、マックス・フェルスタッペンが
全レースで11着以下だとしたら、75ポイント加算されて406ポイントです。
ということは407ポイントになれば逆転は不可能なので、14ポイント加算すれば
マックス・フェルスタッペンの4連覇、来年のカーナンバー「1」が確定します。
残り三つのレースで一度でも3位以内に入れば個人優勝が確定しますし、7位以内
が3回あれば2024年のポイントランキングは1位を維持できます。
コンストラクターズはマクラーレンとレッドブルの差が51ポイントあります。
マックス・フェルスタッペンが三連勝をすれば、ランキングで1位になりますが
マクラーレン、フェラーリは簡単には打ち負かすことの出来ない存在です。
コンストラクターズチャンピオンをかけて、今年最後の三連戦が三週間に迫って
きていますから、ホンダとしては優勝あるのみでしょうね。
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