F1-GP 2024 第20戦 メキシコGP 予選 [モータースポーツ]
先週開催されたアメリカGPで優勝したシャルル・ルクレールは4番手スタート
2着だったカルロス・サインツがメキシコではポールポジションを獲得し、来年
はウィリアムズに移籍が決まっていますが、後半戦に入ってもフェラーリで着実
に優勝を目指している感じがします。
それに対してメルセデスを今年限りで出るルイス・ハミルトンは今までの粘りと
いうか、勝利に対する貪欲さみたいなものを個人的には感じなくなっています。
一昨年ぐらいからのメルセデスのマシン開発の方向性のズレみたいなものに対し
修正がままならない現状に諦めているのか、気分的にはすでにフェラーリの人に
なっているかはわかりませんが、コメントも以前とは違う感じがします。
そうは言っても6番手スタートなので、優勝を狙える位置にはいますが去年まで
とはなにか違和感を感じているのは個人的な見方なのかも知れません。
アメリカGPで年間優勝のライバルであるランド・ノリスに、スプリント、決勝
の両方とも先着して、僅か(7ポイント)ではあるもののリードを広げることが
出来たマックス・フェルスタッペンは2番手スタート。
3番手スタートがランド・ノリスで、マシン自体の完成度ではマクラーレンの方
が上回っているように見えるのでスタートが重要になりそうです。
ハプニングとしては、オスカー・ピアストリがトラックリミット違反に判定され
タイムが抹消されてしまったためFP1で敗退してしまいました。
たた、17番手スタートにはなりますが、前回のレースで19番手からスタートの
リアム・ローソンが9着でゴールしている上に、マシン自体の性能差もあるので
ポイント獲得は確実ではないかと思います。
それよりもマズいのはセルジオ・ペレスで、ブレーキに問題があるという説明を
していますが、結果としてFP1で消えてしまっているので印象は最悪です。
18番手スタート、それも地元のメキシコですから、本人も最悪な気分でしょうが
地元のファンもテンションは下がっているでしょう。
メキシコで引退を発表するという噂があるみたいですが、このような状況で引退
を発表するなんてことはないと思います。負け犬そのものになってしまいます。
RBの二人は角田裕毅がFP2でクラッシュしたために、11番手スタート
角田裕毅のクラッシュのために赤旗ストップになってしまったため、タイム更新
が出来なかったリアム・ローソンが12番手スタートです。
リアム・ローソンに借りを作ってしまった感じですかね。
角田裕毅はフリー走行では一貫して速いタイムを出していて、FP1からFP3まで
3-3-7位のタイムでしたからQ3進出も確実視されていましたからね、残念です。
クラッシュしたマシンが、フリー走行で感触の良かった状態に修復できれば決勝
でポイント獲得が期待できそうです。
リアム・ローソンは前回の躍進があるので、予選7番手のケビン・マグヌッセン
から10番手のニコ・ヒュルケンベルグまでをパスすれば、7着でゴールすること
も可能な位置かも知れません。
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