成長を続けているエベレスト [地球環境・自然・宇宙]
いう質問に対しては、3,776メートルと答えていました。
現在の富士山の高さは、同じく3,776メートル(正確には3776.24メートル)で
小学生の頃と変化はありません。
富士山は火山の噴火によって噴出した溶岩が堆積して出来た山なので、新たなる
噴火によって、火山灰や火山礫などの噴出物と溶岩が頂上から噴き出さない限り
高さが積み重なることはありませんので、現在でも地下ではマグマの活動が続く
活火山ではあるものの噴火の兆候はありませんので、当分の間は富士山の高さは
変わらないと思います。
もしも、山の高さが変わるほどの噴火が起こった場合は風向きによって周辺地域
に甚大な被害が出るとは推測されていますが、日本の地震火山予知連のレベルの
低さは、今年の夏前に流した「南海トラフ地震の危険性が高まっている」という
不確定すぎるインチキ占い師並みの情報(情報と言えるレベルではない)だけで
充分に推し量れるものでしたから、全く参考にはなりません。
富士山の噴火はいつ起きてもおかしくないと言いますが、逆の見方をすれば
全く起きなくてもおかしくないわけで、説得力は皆無です。
そもそも地震の危険性が高まる期間が一週間というのも根拠がなく、全く納得性
に欠けるものですし、地震の周期なんてデジタルのタイマーで制御されていると
いうわけではないので、50年目が危ないわけでもなく、300年起きていないから
そろそろ起きるわけでもありませんから、日本の科学レベルでは予知することは
無理だと科学者も政治家もわかっていながら、無意味な注意喚起なんて流すので
水や米やトイレットぺーパーをパニック買いして、コメ不足にも繋がりました。
ということで、予知連とか私腹を肥やすのに熱心な政治家など不要だと思います
が、それはまた別の話なのでここまでにします。
とにかく富士山の高さは子供の頃から50年変わっていません。
それに対して世界最高峰のエベレストはどうでしょうか。
子供の頃に小学館の「小学〇年生」という月刊誌がありまして、付録でなぞなぞ
とか、クイズの小冊子が付いていた内容によれば、子供の頃のエベレストの高さ
は8,848メートルと記載されていました。
現在のエベレストの高さは8,849メートル(正確には8848.86メートル)になり
子供の頃よりも高くなっています。
エベレストは富士山とは起源が違い、火山の噴火によって成長したのではなくて
インドプレートとユーラシアプレートが衝突して、日本近海のように海底に潜る
のではなく、双方が長い時間をかけて岩山が隆起してヒマラヤ山脈を作り、その
中でもエベレストが突出して押し上げられて出来た山です。
ですから、地球の内部のマントル対流、プレートの移動が続く限りエベレストを
含むヒマラヤ山脈は成長を続けることになります。
エベレストは数百万年前から1年に1ミリ程度の成長をしていますが、約9万年前
にヒマラヤ山脈を流れる川の一部が流れを変えたことで、隆起の速度が上がって
2ミリ程度の成長をするようになったことがわかりました。
5年で1センチですから、50年で10センチのペースでエベレストは成長している
ということになりますから、あと320年ぐらいで8,850メートルになります。
その頃まで、人類が滅亡していなければ記録には残るでしょうが、イスラエルの
ネタニヤフのようなバカが存在していますから50年後でも怪しいかもです。
現代のヒトラー=ネタニヤフ
ネタニヤフのバカはともかく、エベレストの登頂では5歩歩くと1分半ぐらいは
呼吸を整える必要があるらしいので、10センチ高くなったとしても登山する人の
負担は増えそうな感じですね。
エベレストが成長してるなんて知りませんでした(-_-;)
by 溺愛猫的女人 (2024-10-28 10:04)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
エベレストが成長していることに興味がある人は、多分世の中の1,000人
のうちの1人以下の確率だと思いますから大丈夫ですよ。
それよりも南極の氷が大量に溶けていることに興味を持つ人が、もっと
多くなることを望んでいます。
by suzuran (2024-10-28 22:14)