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映画音楽 テーマ曲(ディズニー映画・1) [シネマクラブ]

ディズニーの映画音楽の話ですが、元々がディズニー映画の原点はミュージカル
として製作された「ファンタジア」だと思うので、ディズニー映画から世に出た
名曲は本当にたくさんありますから、全部は書ききれません。
ですから、多くの人に愛された曲(観客動員の多かった映画)に絞り込んで話を
続けていくようにします。



ディズニー映画の音楽が素晴らしいのは今更言うまでもないことですが、元々の
趣旨としては中学生の頃からの映画好きで、多くの映画を観てきて、多くの作品
の音楽を聴いてきて良かった映画音楽の話を書きたいということなので、途中で
主題歌の話になってしまいましたが、ジェリー・ゴールドスミスとか、書きたい
映画音楽の作曲家もいますので、ディズニーの話を書いてから元々の各作曲家の
作品の話に戻すようにしていきます。


ディズニー映画の音楽で、もっとも多く売れたのは「アナと雪の女王」の主題歌
「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」のはずです。
ピノキオの「星に願いを」のように何十年も前の曲の方がトータルのセールスは
多いかも知れませんが、映画を観た人のみならず、多くの人がいろいろな媒体で
聞いているのは「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」だけでしょう。



映画でエルサの声を担当していたイディナ・メンゼルが歌う原語版(英語版)の
曲だけでなく、日本語の吹き替え版でエルサの声を演じた松たか子が歌っている
日本語版もヒットしましたし、海外においてもそれぞれの母国語で歌われた歌が
それぞれの国でヒットするということで、一つのブームを起こしました。







「アナと雪の女王」は、続編の「アナと雪の女王2」と同じく、松たか子と故人
になってしまった神田沙也加の名曲が何曲も使用されたミュージカルと言っても
過言ではない作品ですが、来年には「3」が公開される予定がありながら、前作
までの日本語版でアナを演じていた神田沙也加が現世には存在しないというのは
本当に残念としか言いようがないです。

ディズニーの作品では、音楽が映画の中で大きな役割を果たすという場面が多く
あるように感じていますが、祖母から音楽を禁止された主人公が、曾祖母の父の
真実の姿を見つけ出すという内容の「リメンバー・ミー」も好きな作品です。



街の人々から尊敬を集める故人のミュージシャンであるデラクルスは、実際には
曾祖母(ココ)の父であるヘクターから作品を盗むという目的のためにヘクター
を毒殺していたことを死者の国に飛ばされた少年ミゲルは知ります。

巡業中に殺されたヘクターは、家族を捨てて姿を消したことにされていたために
ミゲルの先祖は家族の破滅を招いた音楽を憎み、音楽を禁止していた理由を理解
したミゲルは、死者の国でデラクルスの本性を暴き、ヘクターの名誉を回復して
生者の国に戻ったミゲルは、ヘクターを忘れかけているココの前で、ヘクターが
作った歌を歌い、それを聞いたココは父を思い出し、大切に持っていたヘクター
の手紙や楽譜を出したことによって、ヘクターの真実の姿が町の人々にも伝わり
尊敬を集めるミュージシャンとして祭壇に祀られることになりました。
メキシコに伝わる「死者の日」から着想を得たこの作品は大ヒットしました。





主題歌の「リメンバー・ミー」もとても良い曲だと思います。

最後は劇団四季がミュージカル作品を上演している「ライオンキング」です。
手塚治虫氏の「ジャングル大帝」からの盗用疑惑もありましたが、アニメ版でも
実写版でも「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」が良いです。







個人的には実写というか、CG版の方が好きでシンバが群れから離れた後、狂言
回し的な役割をしているイボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンの
二匹のキャラクターが作品を面白くしていると思います。


これは、個人的な趣味の付け足しです。

なお、子供の頃に見ていたアニメの「ジャングル大帝」は、父がカラーテレビで
見せてやりたいと言ったことで、家のテレビは白黒からカラーになりました。
冨田勲が作曲した「ジャングル大帝」の音楽も好きでした。


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