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F1-GP 2024 第16戦 イタリアGP 予選 [モータースポーツ]

後半戦は前半戦以上にタイトなスケジュールで、先週に引き続いてイタリアGPの
予選がモンツァ・サーキットで開催されました。





ポールポジションは今回もランド・ノリス(マクラーレン)で、チームメイトの
オスカー・ピアストリが二番手に入ってフロントロー独占です。
エンジンはメルセデス製ですが、ワークスのメルセデスはジョージ・ラッセルが
3番手、ルイス・ハミルトンが6番手とシャシーの差が出ているみたいです。

フェラーリの二人が4番手シャルル・ルクレール、5番手カルロス・サインツと
なっていて、序盤に無敵だったマックス・フェルスタッペンは7番手に後退して
セルジオ・ペレスが8番手ということで、レッドブルのマシン開発は現時点では
完全に出遅れ状態になっています。


例年、レッドブルの型落ち(厳密にはそうではない)で翌シーズン用のマシンを
造っているRBは今のままのマシン開発の方法だと来年は大コケしそうです。

2026年からのレギュレーション変更に伴い、PUのアップグレードは各チーム共
出来ないわけですから、ホンダのエンジンが性能で劣っているから弱くなったと
いうわけではなく、シャシーとエアロパーツのアップグレードが機能していない
ということになると思いますが、エイドリアン・ニューウェイの離脱がどれだけ
関係しているかはわかりません。

RBはアップデートした角田裕毅はオーバーステアが解消できないということで
予選はQ1で離脱して16番手、今回はアップデートなしのダニエル・リカルドは
Q2までは残ったものの12番手で終わりました。

RBも前半戦ほどの活躍を見せられなくなっていて、レッドブル全体として開発
競争に遅れているような感じがします。

なお、前回のオランダGPでアップグレードしたばかりの新車でクラッシュして
後部を粉砕させたローガン・サージェントは予想通り契約解除になりました。
イタリアGPからは、フランコ・コラピントが正式なドライバーになります。
今回の予選では18番手とザウバーの二台よりは上位にいます。



メルセデスは、アンドレア・キミ・アントネッリと正式に契約をして2025年の
ドライバーとして迎え入れることを発表し、アルピーヌはジャック・ドゥーハン
を2025年からフルタイムのドライバーに昇格させることを発表しました。
というようなことで、来年のドライバーが続々と確定しています。



現在、正式にF1のシートが無くなるのはケビン・マグヌッセン(ハース)のみに
なっていますが、ダニエル・リカルド、バルテリ・ボッタス、周冠宇は現時点で
契約更新をしていません。

ザウバーはニコ・ヒュルケンブルグと契約をしたために残っているシートは一つ
ですが、そのシートがバルテリ・ボッタス、周冠宇のどちらかになる保証はない
というのが現時点の状況なので二人のうちのどちらか、または二人ともがF1から
撤退ということになりそうです。

リアム・ローソンが憶測通りにRBに加入すると、ダニエル・リカルドの行き場
がなくなるので、ダニエル・リカルドがザウバーにレンタル移籍するという噂も
出ていて、2025年のドライバーが全員確定するのは、まだ先のようですね。


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