映画音楽 ジョン・ウィリアムズ [シネマクラブ]
ジャンル分けをされているのでしょうね)と呼ばれていたポール・モーリアとか
レイモン・ルフェーブル、さらにその後では「ピアノの貴公子」と呼ばれていた
リチャード・クレイダーマンをよく聴いていました。
イージーリスニングの話はまた別の機会ということで、映画音楽の中で一番印象
が強かったのは中学一年生の時に観た「ジョーズ」でした。
その前の年の「タワーリング・インフェルノ」も耳に残る音楽でしたが、その後
のスピルバーグ監督との数々の作品を考えても「ジョーズ」の音楽で映画音楽の
重要性を悟ったという感じはありました。
作品を全部数え上げたら話が終わらないので、アカデミー賞、グラミー賞を受賞
作品のみに絞り込んで話を続けますが、「ジョーズ」でアカデミー賞を受賞した
翌々年に「スター・ウォーズ」で二度目のアカデミー作曲賞を受賞しました。
「ルークのテーマ」「ダースベイダーのテーマ」などをそれぞれに作曲した上で
それらの曲を組み合わせて「スター・ウォーズのテーマ」が作られています。
何十年も続いているシリーズの中で、キャラクター毎のテーマが活用されている
映画はそんなにはないと思います。
同じ年の「未知との遭遇」でグラミー賞を受賞していますが、この作品の中では
スティーブン・スピルバーグ監督が子供の頃に大好きだった「ピノキオ」の中の
「星に願いを」が少しだけ組み込まれています。
スティーブン・スピルバーグ監督が、宇宙からの訪問者=侵略者という画一的な
視点ではない異星人の映画を撮りたいという企画を実現した「E.T.」の音楽でも
アカデミー賞、グラミー賞を受賞しています。
その後も「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズの
続編、さらには「ジュラシックパーク」シリーズ「ハリー・ポッター」シリーズ
を手掛けて、90歳を過ぎてなお現役です。
現時点での受賞歴としては1993年の「シンドラーのリスト」がアカデミー賞の
最後、1998年の「プライベートライアン」が、グラミー賞の最後の受賞ですが
まだ現役ですから、まだ今後はどうなるかわかりません。
TOTOでボーカルを担当するジョセフ・ウィリアムズはジョン・ウィリアムズの
次男で、日本の世襲政治家はアホウばかり(ガキの頃から坊ちゃんとして周りに
チヤホヤされてバカの素質ばかりが育っているのでしょう)ですが、音楽の才能
は受け継がれるということなのでしょう。
個人的にはもっとも偉大な映画音楽作曲家だと思っています。
映画音楽は凄いなと思います。ジョーズはあの曲を聞いただけで怖っ!って思っちゃいます( ̄▽ ̄;)
by 溺愛猫的女人 (2024-09-06 18:21)
ジョン・ウィリアムズの音楽についての深い洞察、特に「ジョーズ」や「スター・ウォーズ」の影響力に共感しました。彼の作品が映画全体に与える力強さを再確認させられました。今も現役で活躍されているのが本当に驚きです。
by かずい (2024-09-06 20:03)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
今のようにネットで契約すれば映画を見放題の時代が来るなんてことは
全く想像もしていなかったこともあり、中高生の頃から映画音楽関係の
アルバムを集めていました。
ビデオやDVDも随分と集めましたが、実際に手元にあっても観たい時に
すぐ見られないというジレンマがありましたが、それを解消してくれた
サブスクリプションシステムは本当に凄いと思っています。
そんな感じで、映画を気軽に見られるようになりましたが映画音楽を
聞くことで映画の映像が思い描けるというのは、また別の楽しみ方が
出来るので、やはり映画音楽は良いなと思っています。
by suzuran (2024-09-07 00:18)
かずいさん:
コメントありがとうございます。
スティーブン・スピルバーグ監督とジョン・ウィリアムズが組む映画に
ハズレはないと思っていましたが、「1941」のように興行的に大コケ
する映画もあることに、二人が完璧なアンドロイドではなく時には失敗
もする人間の天才なんだと再認識することが出来ました。
そうですね、90歳を過ぎてもクリエイティブな仕事に前向きに取り組む
ことが出来るというのは凄いことだと思います。
by suzuran (2024-09-07 00:24)