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映画音楽 ニーノ・ロータ [シネマクラブ]

アラン・ドロンさんが亡くなって、久し振りに「太陽がいっぱい」をU-NEXTで
観ました、しみじみハンサムな人だったな~と再認識しましたが、それと同時に
映画音楽が記憶を呼び起こして、やっぱり良いなと思いました。



「太陽がいっぱい」のテーマ曲を作曲したのは、ニーノ・ロータ
イタリア出身で、イタリアのフェデリコ・フェリーニ監督の作品では大半の音楽
を担当していますが、特に有名なのは「ゴッドファーザー」の愛のテーマです。




日本でも日本語の詩(クレジットでは、訳詞と表現されていることもありますが
元々がインストルメンタルなので、日本の作詞家による創作または意訳と考える
のが自然ではないかと思います)で歌われていますし、海外のアーティストでも
持ち歌にしている人は多いように思います。

オリビア・ハッセー(歌手・布施明さんの元奥さん)の代表作(今の時代ならば
問題になりそうな16歳のヌードシーンもあり)として有名なシェイクスピア作品
「ロミオとジュリエット」の音楽も担当しています。



映画音楽の良いところは何十年前の映画でも音楽を聴くと、その映画の印象的な
シーンを思い描くことが出来ることと、その当時の思い出も蘇ることかな。

さすがに「太陽がいっぱい」とか「ロミオとジュリエット」は、映画館ではなく
中学生以降になってからテレビの洋画番組で見たので、付随する思い出はあまり
ありませんが、映画館で観た映画の場合だと一緒に映画に行った人のこととかも
想い出して、ああ青春という感じの時代に戻ることになったりします。

「ロミオとジュリエット」のテーマ曲は、中学二年生の時に好きだった女の子に
エレクトーンで弾いてもらったカセットテープの中に入っていました。
好きだっただけで、初恋というほどの輝きはありませんでしたが、自分のために
弾いてくれたというだけで充分に嬉しかったです。

その割にはテープは失くしてしまいましたが、映画とかでも大体そういう大切な
ものは失う運命にあるみたいなので仕方ないのでしょう。

ニーノ・ロータの作品は、フェデリコ・フェリーニの作品が多いと書きましたが
実際のところフェデリコ・フェリーニの作品はテレビで放映された古い作品でも
映画館で上映された作品でも内容が難しすぎて見ていません。

当時の愛読雑誌「ロードショー」「スクリーン」でもフェリーニの作品の評価は
高かったのですが、映画評論家が褒め称えているテーマに全く触発されることは
ありませんでしたから感性が子供だったのでしょうね。

だからといって大人になって、今ならU-NEXTで旧作品てもいつでも見ることは
可能ですが、それでも難解な映画を観て時間を無駄(意義ある時間にはならない
ので個人的には無駄だと思ってしまいます)にするには人生は短いと考えるので
やはりフェデリコ・フェリーニの作品を観ようとは思わないです。

ということで、ニーノ・ロータの作品では「ロミオとジュリエット」が一番好き
な曲になっています、オリビア・ハッセーの顔よりも中学生の時の女の子の顔が
思い浮かぶのが、ちょっとアレなんですけどね。
もう50年近く経っているので、あの時のままではないと思いますが、幸せに人生
を楽しんでいてくれれば良いなとしか言えません。


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コメント 3

センニン

こんばんは。
『道』がおすすめです。
by センニン (2024-09-02 18:59) 

suzuran

センニンさん:
コメントありがとうございます。

アラン・ドロンの作品は多いですね。
「道」ですか、U-NEXTにあったら観てみようと思います。
by suzuran (2024-09-02 20:53) 

suzuran

センニンさん:
思い出しました。
「道」はアラン・ドロンではなく、フェデリコ・フェリーニの作品ですね。
U-NEXTで探したらありました。
1954年の作品なので、モノクロですね。
時間のある時に観てみようと思います。
by suzuran (2024-09-03 00:29) 

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