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F1-GP 2024 第15戦 オランダGP 決勝 [モータースポーツ]

後半戦最初のオランダGPが終わりました。
優勝したのはマクラーレンのランド・ノリス、予想されたとはいえゴール時点で
2着のマックス・フェルスタッペンに22秒差をつける完勝でした。





スタートはマックス・フェルスタッペンが先行し、ランド・ノリスが出遅れると
いう毎度の展開でしたが、現在のレッドブルのマシンはそのまま逃げ切るだけの
性能差がなく、18週目でオーバーテイクしたランド・ノリスは、好調なマシンを
飛ばして一人旅状態になり、ファステストラップポイントも加算しての完全優勝
となり、4位に入ったオスカー・ビアストリと共にレッドブルとのポイント差を
30ポイントにまで小さくしました。



22秒も離されたら納得の二着でしょうね。

セルジオ・ペレスは復活の印象はなく6位に入賞はしましたが、シーズン序盤に
マックス・フェルスタッペンと順位争いをしていたような躍動感はありません。
ポイントリーダーのマックス・フェルスタッペンでさえ今回まで5戦連続で優勝
から遠ざかっていますから、明らかにマクラーレンに対する優位性はなくなって
メルセデスやフェラーリにも追い付かれようとしているのが現状です。

シャルル・ルクレールも今回三位で入賞して、獲得したポイントは192pになり
優勝、2着、3着の成績を積み重ねていけば混戦の中で、ドライバーズポイントも
積み重なって、ドライバーズチャンピオン争いに参入することも可能になるかも
知れないという状況になってきています。



オランダGPの決勝順位
1.ランド・ノリス(マクラーレン)
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
5.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
6.セルジオ・ペレス(レッドブル)
7.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
8.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
12.ダニエル・リカルド(RB)
13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
15.エステバン・オコン(アルピーヌ)
16.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
17.角田裕毅(RB)
18.ケビン・マグヌッセン(ハース)
19.バルテリ・ボッタス(ザウバー)
リタイア 周冠宇(ザウバー)

RBはダニエル・リカルドは12位まで順位が上がりましたが、11番手スタートの
角田裕毅は2ストップ戦略が機能せず、17位まで順位を落としました。
上位チームと比べて明らかに速さが足りないマシンで、ローガン・サージェント
をオーバーテイクすることも出来ない状況で、ポイントを獲得するのは無理だと
思うしかないのが現実でした。

上よりも下を見ても仕方ないですが、ザウバーの今年のマシンは明らかに失敗で
15戦までのレースで1ポイントもポイントが稼げていないのは酷すぎます。
バルテリ・ボッタスは来年も残るような見通しになっていますが、周冠宇は契約
更新の話がなく、本人はどう考えているかは分かりませんが、来年はFormula-E
で出走という話が独り歩きしている状態です。

2026年にアウディのワークスチームとしてスタートするまでに、現在の状況を
どこまで変えていくことが出来るかをチームとして考えていくことが重要であり
その過渡期であることを認めつつも、ポイントが稼げない現状にアウディ側から
どのようなテコ入れがあるかで、来年のポジションが変わりそうです。



次戦は9月1日にモンツァで開催されるイタリアGPです。
高速コースなので、RBチームには厳しい戦いになりそうです。


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