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F1-GP 2024 第15戦 オランダGP 予選 [モータースポーツ]

オランダGPの予選が終わり、ポールポジションはランド・ノリスが獲得し現在
ドライバーズランキングの1位のマックス・フェルスタッペンは2番手でした。

前半戦から好調のマクラーレンは、オスカー・ビアストリも3番手でゴールして
決勝では1-2フィニッシュを狙える位置を確保しています。

mclaren-Norris.jpg

マックス・フェルスタッペンは二番手ではあるものの、ランド・ノリスとの差は
約0.3秒ありますからスタートでミスをしなければ、ランド・ノリスが先頭集団
のトップを走ることになりそうで、予想通り後半戦はマクラーレンが主役になり
レッドブルの連覇は黄信号という感じになってきています。


夏休みの間に契約解除を噂されたセルジオ・ペレスは5番手で、なんとか表彰台
まで行けないこともない位置にはいるもののマクラーレンの二人が前にいるので
さらにマックス・フェルスタッペンも抜くのは現実的には難しいでしょうね。
マクラーレンはマシンも盤石なのでトラブルもなさそうです。



セルジオ・ペレスが契約解除になった場には、という「if」の第一候補に名前が
挙がっていたダニエル・リカルドはイメージのようにマシンが走らなかった、と
いうことでQ1で敗退して16番手スタートです。

RBのマシンとは相性が悪いので、レッドブルに代われば速くなるという意見の
根拠がわかりませんが、セルジオ・ペレスを外さなかったのは現時点では賢明な
判断だったと思います。

レッドブルに昇格するという話は全くありませんでしたが、角田裕毅はQ2まで
進んだものの今一つの状況で、予選は13番手でした。
ただ、アレクサンダー・アルボンがマシンの寸法(横幅)が規定を超えていたと
いうことで予選失格、ルイス・ハミルトンはセルジオ・ペレスの走行妨害のため
3グリッド降格になったため11番手からスタートできます。
ポイント獲得圏内には入れそうなので、ポイント獲得を期待しています。



ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンの予選失格以上に大きな痛手だったと
思われるのはローガン・サージェントのクラッシュでしょうね。
FP3でマシンコントロールを失い、右側後方からバリアに激しく衝突して右後方
の部品が吹き飛び、炎が上がりましたから予選の出走は出来ませんでした。

ウィリアムズは来年はカルロス・サインツと契約しているため、来年以降の契約
はないローガン・サージェントが、アップグレードしたばかりの新マシンを大破
させたことで、次戦以降はリザーブドライバーのミック・シューマッハと交代と
いう噂話も出ているみたいですが、致し方なしという感じです。

アップグレードしたばかりで代替えの部品の数は限られている上、予選8番手で
失格になったアレクサンダー・アルボンのマシンでも修正が必要であることから
エンジン・ギアボックスを交換して、ローガン・サージェントを乗せるのに意味
はないように思うので、このままシーズン終了まではリザーブドライバーとして
チームに残すことになったとしても整合性はあるように思います。



マックス・フェルスタッペンは現在の状況にかなり苛立っているような感じでは
あるものの優勝争いが激しくなることで、F1自体は盛り上がりそうです。


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