犯罪者にかかる経費(税金) [問題提起]
ではなく、国選弁護人や移送費用、被害者に対する国家賠償などのお金でもなく
単純に刑務所に収監されている犯罪者に対して、どれだけの費用がかかるのか?
という話が以前報じられていて、一人当たりの年間予算は248万円でした。
囚人たちは、牢屋に放り込まれてはいるものの、週に数回の入浴も出来て一日に
三度の食事も出て、健康管理のためのラジオ体操もさせてもらって、外部からの
襲撃を受けるようなことも無く、被害者からの報復も受けることなく、のうのう
と暮らしているわけなんですが、その一人の囚人に対してかかる金額が全て国民
の税金から賄われる248万円なんです。
一所懸命働いて税金を引き抜かれ、派遣の場合には会社からも搾取されて家賃を
払うことも出来ないような所得にしかならない人が実在する反面、犯罪を犯して
おきながら、税金を食い潰している受刑者が約75,000人存在しています。
金額を掛け算すると年間1860億円ということになります。
これは刑務所に収監されている刑期の確定している受刑者のみですから、拘置所
で暮らしている未決囚や確定した死刑囚は含まれないわけです。
どうして、真面目に働いている人が犯罪者よりも少ない年収で生活をしなければ
ならないのか?なんだかとっても不条理な気がするのですが、こういうことって
もっと広く多くの人が知らなければならないんじゃないかと思います。
政府は警察の予算を増やして、再犯防止策を強化すると言っていますが、殺人犯
で情状酌量のない場合は、人数に関わらず全員死刑にするとか、性犯罪者は去勢
して釈放とかすれば収監者はかなりの割合で減らせるのではないでしょうか。
少なくとも性犯罪者の再犯率は高く、矯正の教育をしても効果はほとんどないと
いうのは各国の警察関係者もよくコメントしていますから、性的関係を持つこと
そのものが不可能という施術をしてしまえば、それでいいでしょう。
また、死刑囚についても、確定したら三ヶ月以内には執行するとかの本来の規則
の厳格な適応を考えれば良いのではないかと思います。
冤罪の疑念がある死刑囚については、再審請求に対して長い年月をかけて答えを
出すような無意味なことをしないで慎重かつ証拠に基づいて適切な審理を行って
冤罪を晴らすこともスピードアップするべきです。
誤解しないで欲しいのは、殺人犯は全員死刑だとは言っていません。
介護疲れとか、先天性の障害を持って生まれた子の将来を悲観したとか極限状態
まで追い詰められて自分の身体の一部を削り取るような思いから人を殺した人と
快楽だけのためとか、金銭を奪い取ることが目的だとか強盗事件の犯人のように
逃げるために殺したなんていう事例とは元々が一緒にしてはいけません。
後者については、事実が確認できれば法に照らして死刑判決が出し、執行命令を
待つまでもなく執行すれば問題はないはずです。
死刑廃止論者の方々は、現実味のない廃止論よりも、被害者の家族の救済に真剣
に取り組んでいただきたいものだと思いますが、死刑囚にも人権はあると主張を
するのであれば、被害者を生き返らせて、被害者の人権の復権を成し遂げてから
言うのが筋だと思います。それは不可能である以上、命を以て謝罪するのが人と
して出来うる最大の誠意だと個人的には考えます。
とにかく、犯罪者が真面目に働く一般人よりも豊かな暮らしをする、というのは
絶対に是正されなければいけないと思いますが、どうでしょうか。
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