「愛の都」パリのオリンピックは喜びの祭典 [イベント]
の政治家、政治家OBが私腹を肥やしただけの東京オリンピックから三年を経て
今年はフランス、華の都パリでオリンピックが開催されます。
四年に一度の国際大会を目指して、日々努力してきたアスリートの人たちを批判
するつもりは毛頭ありませんが、この国際大会が開催される度に選手のことなど
全く気にもかけていない爺婆とか天下りで各種のスポーツ団体の幹部に納まった
役立たずのロクデナシどもが大会関係者と称して、物見遊山の観光気分で現地に
出かける様子を見ていると、選手と選手の家族、そして本当に選手を支えてきた
監督・コーチだけで十分だろうと思いますが、日本の人たちは優しいですよね。
中には監督やコーチの中にさえ選手に対して性暴力やパワハラを働く馬鹿野郎も
いるぐらいなので、本当に選手にとって大切な人だけを派遣するように各団体も
人選をしっかりとするべきだと思います。
という話はともかくとして、毎回オリンピックの都度に話題に上がることですが
パリオリンピックでは男性用コンドーム20万個以上、女性用コンドーム2万個と
デンタルダム1万個が用意されているそうです。
デンタルダムってなんのこと?と思って調べてみたら、ラテックス製の正方形の
シートのことで、本来の使用目的は歯科治療用の資材なんですが、 肛門や陰唇の
オーラルをするときに、陰唇や肛門の上にデンタルダムを載せて性行為感染症を
予防する目的で女性に対してオーラル(口唇)セックスをする際に利用されると
いうことで、それが1万枚用意されるわけです。
デンタルダムは、こんな形のラテックス製のシートのことですね。
このような感じで使うようです。
パリオリンピックの選手村の収容人数は約14,500人ということらしいのですが
大会期間中にそれぐらいの性的な健康管理グッズが必要なんだそうです。
以前、オリンピックは世紀の祭典ならぬ、性器の祭典になっていませんかね?と
書いたことがありますが、当たらずとも遠からずという感じはしています。
今までの大会で、過去最高の配布数はブラジルのリオデジャネイロで開催された
時に配布された45万個だそうで、選手一人当たりに換算すると42個に相当する
数だそうで、スポーツ選手は競技前は禁欲するとかきれいごとを言っているのは
日本だけだということがバレちゃった逸話として記憶に残っています。
そう言えばアジア大会のインド大会の時に、トイレの配水管が詰まってトイレが
使えなくなったという事件があり、修理業者が配管を調べたところ数百個単位の
使用済みコンドームが詰まっていたという話もありました。
その後からは使用済みコンドームはトイレに流さないでくださいという張り紙が
貼られるようになったという話もありましたが事実化はわかりません。
国際オリンピック委員会の意図としては、配布されるコンドームは競技外の娯楽
として使用されるのではなく、性教育のきっかけとして使われることを想定して
いるらしいですが、オリンピックの選手村内で成年の男女がコンドームを性教育
の教材として性教育に臨むとか無理がありすぎで笑うしかないという感じです。
パリでは、そんな子供だましの愚にもつかない言い訳などしないで、愛の都パリ
として、性の安全を重視することに加え「喜び」と「同意」を支持する包括的な
性の健康キャンペーンを展開するとしているので、選手村の中では喜びと同意を
共有するための競技外活動が華々しく推奨されることでしょう。
パリの選手村のベッドは愛情表現ができないように段ボール製だと揶揄されましたが
組織委員会は、選手の愛情表現を邪魔するような造りではないと反論していました。
「愛の都」パリですからね、そんな野暮なことはしないでしょう。
日本人の選手はモテモテらしいですが、配布された製品を積極的に使用して喜び
を体感するまでに至る人はそんなに多くないという話は聞いたことがあります。
女性の柔道選手と卓球選手はスキンシップに積極的だったらしいですが、名前は
公表禁止なので具体的にはわかりません。
賄賂だとか汚職だとか、東京オリンピックの時は招致の時点で会場の選考委員を
吉原のソープランドで接待したという話もありますからね、性器の祭典で間違い
はないような気もします。純粋に取り組む選手との差は大きそうです。
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