F1-GP 2024 第13戦 ハンガリーGP

年間24戦が組まれているF1-GPですが、今週末のハンガリーGPで13戦目、来週
ベルギーGPが開催されると、一か月のサマーホリデーということで、前半戦の
折り返しはマックス・フェルスタッペンがドライバーズランキング1位が確定
コンストラクターズランキングもレッドブルがトップで折り返しです。

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但し、セルジオ・ペレスの不調はかなり深刻で、現時点でポイントランキングは
6位でマックス・フェルスタッペンとの差は137ポイントあります。

2025年までの契約延長に合意してサインをしたというのは事実ですが、契約を
解約する条項があることが公然化したことで、前半戦折り返し時点でポイントの
差が100ポイント以内であることという部分については、残り2戦で38ポイント
の差を挽回するのは、ほぼ不可能だと思います。

二戦連続でセルジオ・ペレスが優勝したとしても50ポイント。合計168ポイント
マックス・フェルスタッペンが、13ポイント以上獲得すれば268ポイントになり
100ポイント以内には収まらなくなってしまいます。

ということは事実上、セルジオ・ペレスはデッドエンドの状態ということです。
そこで名前が挙がっているのがリアム・ローソン、ダニエル・リカルド、そして
角田裕毅のレッドブルのドライバーです。

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現時点のポイント獲得実績からすれば、角田裕毅がもっとも近い位置にいるはず
ですが、クリスチャン・ホーナーは、ルノー（タグホイヤー）時代に優勝経験の
あるダニエル・リカルドを乗せたいように見受けられます。

現実的には角田裕毅の半分ほどのポイント獲得実績なので、ダニエル・リカルド
をレッドブルに乗せることについて株主の承認は得られないとは思います。

ではリアム・ローソンか？と考えると、ジュニアチームでレギュラードライバー
として参戦したことがないのにレッドブルに抜擢というのも、波風が立ちそうな
気がするので、順当なら角田裕毅にチャンスがありそうですが、もしも今一つの
結果に終わった場合、RBに戻れるとは限らないので、アレックス・アルボンの
ように自分で新たなチームを探さなければならなくなるかも知れません。

個人的にはルノーのエンジンに見切りをつけたアルピーヌがホンダからエンジン
の供給を受けて、仲良しのピエール・ガスリーと一緒にアルピーヌから出走する
というサプライズを期待していますが不確定要素が多すぎますから、あくまでも
寝言レベルの話と言えそうです。

そんなわけで、角田裕毅がレッドブルに昇格して欲しいという想いはありますが
まず、RBで表彰台に上がるのが道筋かなとも思うので複雑です。

ハンガリーのコースはグリップ特性が弱いとされているので、アップデート後の
今一つセットアップが決まっていないRBのマシンにとっては相性は良くなさそう
な気がするので、ポイント獲得は簡単ではないように思います。
逆にそういう条件だからこそ、ポイントを稼げるようならレッドブル昇格も本気
で検討されることになるのかも知れません。

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ハンガリーとベルギーは、セルジオ・ペレスのみならず、ハースチームとの契約
が終了するケビン・マグヌッセンや現時点でポイントゼロのバルテリ・ボッタス
ローガン・サージェント、周冠宇などにとっては、夏休み後の居場所を確定する
ためのレースになりそうです。

タグ：ポイントランキング セルジオ・ペレス ハンガリーGP マックス・フェルスタッペン 角田裕毅

コメント 2

残りレースを考えるとペレスを切った後釜はコンスタントにマイレース10以内に入ってくれるような実力が無いとコンストラクターズ優勝は厳しそうなので自分としては経験と実績でリカルドで今シーズンは乗り切るのかなぁと思っています。
角田選手にも期待したいけどシーズン途中で全く次元の違うマシンに乗りかえろというのは酷かも？
ワークスチームを持たないホンダは2チーム供給はデータ取りのメリットよりもほかのチーム間の綱引きなどのゴタゴタに悩まされそうなので乗る気ではないかもしれません（ルノー撤退後はメルセデスがアルピーヌに供給するのかなぁ）
by 青い森のヨッチン (2024-07-22 14:18) 

青い森のヨッチンさん：
コメントありがとうございます。

ダニエル・リカルドはレッドブルに移っても、RBに残っても2025年の
契約はないだろうと見ています。ルノーに移籍した後のレースを見ても
人柄は良さそうですが、速いドライバーという印象がありません。

角田裕毅は2025年の契約はしましたが、2026年にどうなるのか本人も
読み切れていないのではないかと見ています。
アストンマーティンへの移籍の話が出ていましたが、父親が降りない限り
道楽息子が居座る続けそうなので、他のチームに行くしかない感じです。

メルセデスはメルセデスとマクラーレン、ウィリアムズで手一杯なので
アストンマーティンがホンダに変わった後は、カスタマーは増やさない
という話があるので、アルピーヌに供給可能なのはフェラーリかホンダ
になり、フェラーリは既にハースに供給しているので、F1の運営規則に
基づいて、FIAがホンダに供給を指名するという説もありますね。

ハースとトヨタが密談しているという話もありますが、トヨタは前回も
中途半端に撤退したので戻ることはないと思っています。

by suzuran (2024-07-22 22:36)