F1-GP 2024 第11戦 オーストリアGP決勝 [モータースポーツ]
マックス・フェルスタッペンが優勝し、2着にはオスカー・ビアストリが僅差で
入り、3着はランド・ノリスが続いてマクラーレンのコンビが表彰台でした。
スプリントレースの優勝は、マックス・フェルスタッペンでした。
スペインGPでは全くいいところのなかった角田裕毅は13位、同じくRBチームの
ダニエル・リカルドは15位に入り、どちらも入賞は逃しましたが、結果としては
角田裕毅はダニエル・リカルドには勝ったことになります。
が、レッドブルのクリスチャン・ホーナーは相変わらず、レッドブルに昇格する
優先順位としてはダニエル・リカルドを上位にしているのが不思議です。
過去にレッドブルで優勝経験があるからということがあるようですが、明らかに
現在の状態ではダニエル・リカルドはRBで継続以前に、リアム・ローソンとの
交代が検討されるべき状況だという見方が大勢を占めているわけですから、もう
現実的な決断を下すべきだと思いますが、そうしないのにはなにか特別な理由が
あるということなのかも知れませんね。
というところで予選の結果ですが、マックス・フェルスタッペンは地元のレース
でもポールポジションを獲得し、また優勝に一番近い位置からのスタートになり
2番手にはランド・ノリス(安定した強さを発揮するようになりました)が入り
3番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルでした。
RBではダニエル・リカルドが11番手、角田裕毅は14番手と二人ともQ3突破には
至りませんでしたが、トップ10でポイントを獲得する機会はあるはずです。
という決勝スタート前でしたが、結果は以下のようになりました。
70周のレースの約9割を終えた時点で、トップ争いをしていたランド・ノリスと
マックス・フェルスタッペンが接触して、ランド・ノリスはリタイア
パンクを修理して復帰したマックス・フェルスタッペンは5位で終わり、後ろで
両者のバトルを見ていたジョージ・ラッセルがトップに出て、そのまま走り抜き
2022年以来の優勝をしました。
決勝で優勝したのはメルセデスのジョージ・ラッセルでした。
冷静に追走していたオスカー・ビアストリが2位、カルロス・サインツが3位と
マシンの調子が良いチームが表彰台に上ったということです。
1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
7.セルジオ・ペレス(レッドブル)
8.ケビン・マグヌッセン(ハース)
9.ダニエル・リカルド(RB)
10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
11.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
12.エステバン・オコン(アルピーヌ)
13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
14.角田裕毅(RB)
15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
16.バルテリ・ボッタス(ザウバー)
17.周冠宇(ザウバー)
18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
19.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
DNF.ランド・ノリス(マクラーレン)
角田裕毅は14番スタートで決勝結果も14着、ダニエル・リカルドは11番スタートで
9着に入り込み、RBにとって貴重なポイントを獲得することは出来ました。
次のレースは、角田裕毅が復調していると良いのですが、どうでしょうね。
今回はトリプルヘッダーの第二戦ということで、7月7日の日曜日にはイギリスの
シルバーストーンサーキットで三週連続のラストレースが開催されます。
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