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F1人気の復活 [モータースポーツ]

星野一義、高橋国光、長谷見昌弘など、日本のトップレベルのドライバーが日本
で初めて開催された日本グランプリに参戦したのが1976年だったかな。
翌年の1977年にジル・ヴィルヌーヴとロニー・ピーターソンの事故により観客
が死亡する事故が発生し、日本でのF1開催は無くなって闇の時代に入りました。

それから10年後に、日本人初のフルタイムドライバーとして中島悟が、ロータス
・ホンダから参戦し、チームメイトはアイルトン・セナでした。



ホンダエンジンがロータスとの関係を終え、ウィリアムズ、マクラーレンと契約
して、ほぼ連戦連勝のホンダ黄金時代を築き、マクラーレンのアイルトン・セナ
とアラン・プロストとの確執など、悲喜こもごもの話題があり日本でのF1人気は
頂点に達していました。この頃はフジテレビの地上波で生中継があり、まだまだ
家でもテレビでF1を見られる時代だったと言うか、F1番組のテーマ曲まであり
深夜帯も含めて人気コンテンツでした。


この頃には日本人のフルタイムドライバーは、鈴木亜久里、片山右京、中野信治
小林可夢偉など、何人かが参戦していましたが、当時は6位までしかポイントが
付かなかったためにノーポイントのレースも多かったのですが、今の基準(10位
まで入賞)なら、もっとポイントを稼いで、もっと活躍できたドライバーも存在
していたのではないかと思います。現在も海外でレースをしているのは佐藤琢磨
だけになっています。(角田裕毅は新世代だから別枠)



その後、ホンダがF1から撤退して、マクラーレンでは満足できる戦いが出来ない
ため、アイルトン・セナはウィリアムズに移籍しましたが、規定の変更によって
前年ほどのパフォーマンスが発揮できないマシンで参戦したイモラで不幸な事故
に遭遇して死去、アイルトン・セナを失い、ホンダの参戦がなくなり、日本人の
ドライバーの参戦も無くなって、スポーツニュースも、F1の情報が出なくなって
F1の人気は低下し始めました。

2017年にホンダがF1に復帰したもののマクラーレンのエンジニアとは冷戦状態
で、ドライバーのフェルナンド・アロンソはホンダエンジンをけなすだけで開発
に参加をすることもなく、三年でマクラーレンとの関係は破綻。

その後、ホンダはレッドブルのジュニアチームのトロロッソにエンジンの供給を
開始して、一定の結果を出したことでレッドブルにもエンジンの供給を開始して
2019年には復帰後の初勝利、2021年からはマックス・フェルスタッペンが世界
チャンピオンを達成したもののホンダがF1からの撤退を発表したものの変則的な
形で参戦は継続され、2023年にはコンストラクターズチャンピオンも獲得して
ホンダの二期目の黄金期とされています。

日本人ドライバーの角田裕毅も参戦3年目で中位グループのトップドライバーと
目されるまで成長し、今年の日本GPはチケットが取れない状況になりF1人気は
復活しつつあるように思います。

世界レベルでは運営会社がアメリカのリバティメディアになってから、イベント
としての運営レベルが拡大していてアメリカでのサポートライブなども強化され
ヨーロッパが中心だったファン層が、アメリカ、アラブ、東南アジアに拡大して
いるためF1の開催を希望する国・都市が増加して今まででもっとも人気が上がり
価値が向上している国際スポーツになっています。



リバティメディアになってからはテーマ曲も作られましたから、国際ビジネスと
しても煌びやかなイメージのスポーツになってきています。


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skekhtehuacso

井上隆智穂も仲間に入れてあげて~!
by skekhtehuacso (2024-05-31 21:44) 

suzuran

skekhtehuacsoさん:
コメントありがとうございます。

個人的な記憶の範囲でしか書いていないので、名前を出した人以外は
プロフィールとか、よくわかりません。申し訳ないです。
by suzuran (2024-05-31 23:39) 

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