PSY father(父さん)アボジ [音楽]
2012年に「江南スタイル」がYouTubeで10億回再生を超えた時、日本以外の国
では、かなりの盛り上がりで、パリやニューヨークでの路上ライブの様子が流れ
韓国の音楽会のみならずPSYのブームが起きましたが、その後は少なくとも日本
においてはキワモノ扱いのままでした。
韓国では定期的に新しい曲がリリースされ、コロナ禍で中止になったものの夏は
大量の放水をするコンサートツアーが韓国の主要都市で開催されていました。
今回観たのは、2022年の放水ツアー「PSY SUMMER SWAG 2022」でした。
日本では完全に過去の人(というか、安倍晋三が総理をしていた頃の外交下手の
ために、いわゆる嫌韓状態を作り出していたので、江南スタイルの世界的ヒット
も正当に伝えられていないので、ワイドショーを情報源にしていた人にはPSYは
そもそもが全く無名状態だと思います)扱いですが、2022年のコンサートでは
10会場で35万人を動員して、2023年にはそれ以上の規模の動員でした。
2022年にはBTSのSUGAと一緒に「That That」という作品を発表して、ヒット
させていますし、このコンサートでもゲストとしてSUGAが出演しています。
ということで、PSYを知らない人に向けての紹介みたいになってしまいましたが
別にPSYを知ってもらいたいというわけではなくて、このコンサートを見ていて
PSYの「江南スタイル」がヒットした要因の一つというか、素地みたいなものを
感じる曲があったので、その曲の話を書きます。
曲のタイトルは「アボジ」日本語だと「お父さん」英語だと「father」です。
僕が生まれた時から、よそのお父さんよりもたくさん稼いで、子供のために何か
をして、家族を大切にしようと必死に生きてきたけれど、子供たちは忙しくなり
お父さんはずっと孤独で寂しかったんだね、父さんようやくわかったよ。
どうしてそんな生き方をしてきたの?これ以上寂しがらないで、これからはもう
僕たちと一緒に歩もう、あなたについていきます。という歌です。
他にも、家族と一緒にいることが幸せだという作品もあり、ファンから人として
尊敬されていることがわかりました。
歌詞を見る限り軽い感じだった「江南スタイル」でも、ファンは歌詞の裏にある
意味を理解して付いて行っているんだなということも感じました。
自己満足ですが、いくつになっても気付きがあると、少し成長した気がします。
韓国の芸能界も芝居や歌で日本に可成り進出て居ますね。
テレビで多く見かけます。
by お散歩爺 (2024-05-23 09:50)
お散歩爺さん:
コメントありがとうございます。
テレビがないので、日本のテレビ番組がなにを放送しているのかが
わからないのですが、日本の芸能プロダクションは国内で井の中の蛙
状態のまま衰退し続けていくと思います。
韓国・中国・フィリピン・タイなど世界を視野に入れてコンセプトを
まとめるだけの企画力、発想力がないので、日本のテレビでも海外の
アーティストや番組が多くなっていくと思います。
by suzuran (2024-05-23 22:24)