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ピーター・フランプトンがロックの殿堂入り [音楽]

1976年に「Frampton Comes Alive!」が1,000万枚以上のセールスを記録して
世界でもっとも売れたライブアルバム(正確な販売数はわからないので、本当に
もっとも多く売れたかはわかりません)を出したピーター・フランプトンが今年
ロックの殿堂入りすることが発表されました。



1976年といえば、日本ではいわゆるタータンハリケーンと言われていた英国の
ベイシティローラーズの人気がピークだった頃で、海外のアーティストが一斉に
持てはやされて盛り上がっていた時期でもあります。


ピーター・フランプトンが在籍していたハンブルパイというバンドのことは全く
知りませんでしたが、アメリカで人気という話を「ミュージックライフ」という
ロック情報雑誌で見て、二枚組のライブアルバムを買いました。

今ではCDが主流なので1枚の中に納まりますが、当時はレコード盤の時代なので
1時間以上の録音時間には対応できなかったので二枚組になっていました。
その中でもヒット曲の「Show me the way」が好きで、よく聞いていました。
タイトルを日本語にすると「道案内」みたいな意味ですが、歌全体の意味は当時
に辞書で調べるような根気良さはなかったので今でもわかっていません。

あの頃はレンタルレコードなんてなかったので、レコードの貸し借りとか普通に
していましたから、女子の同級生に貸してほしい、と言われて貸していましたが
その後、小さな恋のメロディみたいな展開にはなりませんでしたね。
まあ、創作の世界と現実世界の違いをリアルに経験したということです。



その後「アイム・イン・ユー」というスタジオ録音アルバムが出たので、これは
輸入盤を買いました。あの頃は日本国内発売のLPは歌詞カードとか、翻訳カード
音楽評論家の解説などが封入されていて輸入盤より高かったので、そういう付録
を諦めて輸入盤を買う方が安く買えたんです。





今回、一緒にロックの殿堂入りをしたフォリナーのアルバムも、輸入盤を買って
聴いていたので、余計に歌詞の全部の意味は分かっていませんが、何度も聴いて
いたので気になるフレーズはあって、そういう部分については辞書で調べて意味
を知ろうという努力はしました。(努力は時として報われないものです)

「ロックの殿堂」に思うことは、約50年も経ってからではなく、せめてその半分
の25年ぐらいで殿堂入りを決めるべきなのではないでしょうかね。

ピーター・フランプトンも、現在は73歳、2019年に封入体筋炎という筋疾患を
発症して2019年にはフェアウェルツアー(さよならコンサートツアー)を実施
しているぐらいなので、10月19日の記念式典で演奏できるかもわかりません。

封入体筋炎は日本では指定難病になっていて、50歳以上で発症し大腿部や手指の
筋肉が萎縮して筋力が低下、階段を上りにくくなったり指先に力が入らずに物を
つまみにくくなる症状が出る病気とされているので、ギターを弾くことが難しい
かも知れない病気と言えます。



医学も進歩しているので、なにかの方法でサポートすることは可能なのかもとは
思いますが、出来れば元気にギターを弾いて「Show me the way」を気分よく
歌ってもらえるのが一番良いことだと思います。


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