2024年 F1-GP・スケジュールと新車発表-3 [モータースポーツ]
マシンの名称は「FW46」、フランク・ウィリアムズが亡くなり、オーナーも
変わりましたが、マシンの名称はずっとFWのままになっています。
1994年にアイルトン・セナが事故死したマシンがFW16ですから、30年の間
毎年新型のマシンが出る度に、+1になってきたことはよくわかります。
そうなんです…セナが亡くなって今年で30年になるんですね。
あの事故は本当に驚きで、まさかアイルトン・セナが大きな事故に遭うなんて
ことも想像すらしていませんでしたから、あの年のF1は個人的にはあの事故で
終わりました、というか、しばらくF1の情報も遮断していました。
話を現実に戻します、アレクサンダー・アルボンとローガン・サージェントの
二人が昨年に引き続いて、ウィリアムズのドライバーを務めます。
2月20日にバーレーンでシェイクダウンが行われ、昨年以上に安定性が向上し
コンストラクターズ7位から、さらに上を目指せる出来栄えのようです。
去年、期待外れだったローガン・サージェントがどこまでレベルアップするか
がチームとしての課題だと思いますが、アレクサンダー・アルボンは25年以降
メルセデスとレッドブルが移籍先として名前が挙がっていて、チームとしては
目覚ましい活躍をして移籍されるのか、あまり目立たないでチームとして順位
を上げるのに貢献してもらうのか、悩みどころになるかも知れません。
次にアルピーヌですが、あまり前向きな話が聞こえてこない感じがします。
ルノーのエンジンの基本出力がホンダ、メルセデス、フェラーリと差があると
いうことで、FIAに対して本来ならば、2025年までは凍結しなければならない
エンジンの開発について特別に許可するように求めていましたが、その提案は
拒否されて、単純にルノーのエンジンは非力だと認めているわけです。
シーズンが始まる前からすでに他チームよりも非力であることが表沙汰になり
ピエール・ガスリーとエステバン・オコンのモチベーションが、向上するとは
思えないので、もしかしたら、アルピーヌはコンストラクターズランキングが
最下位になるかも知れないなと、少なくとも2024年は見ています。
ピエール・ガスリーもエステバン・オコンもルイス・ハミルトンの後釜として
メルセデスへの移籍を考えているような話もあることから、アルピーヌが話題
に上ることもあまりないような気がします。
マシンの発表は、2月7日に行われ名称は「A524」と発表されました。
新型マシンについては、2023年の設計からステアリング以外は全て刷新される
再設計によって創り出されましたが、どうでしょうね。
昨年よりも上の順位は難しいように思います。
今回の最後は、アストンマーティン
新型マシンの名称は「AMR24」で、ドライバーは昨年と同じです。
2月12日にシルバーストンでシェイクダウンを完了し、開幕に向けて問題なし
の状況ですが、このチームはチームオーナーのローレンス・ストロールの息子
ランス・ストロールが存在する時点で、コンストラクターズランキングの上位
に行くことは無いと思うので、あまり興味はありません。
昨年の前半戦と後半戦を見て、安定性の無さは間違いないと思うので、今年も
勝てるチームだとは見ていません。
チームクルーに暴行を働き、レースの成績も芳しくないにも関わらず、シート
が保証されているようなドライバーが2026年まで残るのは、ホンダの新しい
パートナーとしてどうか?と思うので、メインスポンサーのアラムコがチーム
を買収するという話が出た時は良かったと思いましたが、まだ現在のオーナー
はチームを手放す気はないようで、お荷物を背負っている印象しかないです。
フェルナンド・アロンソに対して、ホンダ側はわだかまりはないと大人の対応
ですが、マクラーレン時代を見てきた者としては、フェルナンド・アロンソが
ホンダのマシンに乗ることにはとても抵抗があるので、個人的な希望としては
アラムコがチームオーナーになり、ピエール・ガスリーと角田裕毅が2026年
からアストンマーティンのドライバーを務めて欲しいと思っています。
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