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F1-grand prix 2023年・第4戦 アゼルバイジャンGP 決勝 [モータースポーツ]

アゼルバイジャンGPは、スプリントレースと同じくセルジオ・ペレスが勝って
マックス・フェルスタッペンとの差を6ポイントまで縮めました。

ストリートレースに強いセルジオ・ペレスにとって、次戦のマイアミ、そして
その次の次がモナコということで市街地コースが続きますから、得意なコース
でポイントを稼いでおきたいという思惑はあるかと思います。




レッドブルは、あくまでもNo.1ドライバーはマックス・フェルスタッペンだと
言うつもりはないという発言がありますが、それでもやはりセルジオ・ペレス
がワールドチャンピオンになるというのはいろいろな意味で不都合ではあると
思うんですよね。鈴鹿サーキットまで転戦する頃には、マクラーレン/ホンダ
時代のアイルトン・セナとアラン・プロストのようになっていませんようにと
そんなことを考えてしまうぐらい現在のレッドブルは圧倒的に強いです。


フェラーリのシャルル・ルクレールが全開で引き離そうとしていても、一昔前
の映画の「マッドマックス」のマックスが暴走族のリーダーのトゥカッターを
追い詰めるように後ろから迫り、オーバーテイクする様子を見ていると、現状
のマシンの完成度では、他チームが正面から立ち向かっても勝てないぐらいに
レベルの差があるように感じます。



特に意識したわけでもないですが、ルクレールを追い詰めたのもマックスだと
いうことに今気付きました。



ニック・デ・フリースの単独事故というか、コースを間違えた?アクシデント
のためにマックス・フェルスタッペンはトップを譲ることになり、二番手から
躍進したセルジオ・ペレスが最後までトップを守って優勝し、一時は三番手に
下がっていたマックス・フェルスタッペンも二位でゴールして、レッドブルの
1-2フィニッシュでアゼルバイジャンGPは終わりました。

三位のシャルル・ルクレールとの差は20秒以上あって、本当に別次元のレベル
まで進化が進んでいるレッドブルですが、2026年からはホンダとは縁が切れて
フォードのPUを使ってレースを戦うことになります。

レッドブルとアルファタウリにエンジンを供給し、2026年以降も一緒にレース
を続けようと誘ってくれたレッドブルに対して、速やかに同意しなかったのが
レッドブルがホンダに見切りを付けて、フォードを選んだ理由の一つのように
話が出ていますが、個人的にはそれは事実のような気がします。

2026年からはレッドブル/ホンダではなくなること、その事実があることが
去年までほどには熱心にF1を見なくなった理由のような気がします。

ウィリアムズとか、アストンマーティン、マクラーレンと交渉中ということに
なっていますが、あのマクラーレンと和解はないだろうなと思いますし、更に
フェルナンド・アロンソが所属するアストンマーティン(2026年には引退済み
のような気がしないでもないです)に、エンジンを供給するのは許されないと
思いますので、2026年からのホンダは勝てるチームにはなれなさそうです。

話が逸れましたが、アルファタウリの角田裕毅は2戦連続でポイントを稼いで
今年で勇退するフランツ・トストの次のチーム代表に対して、良いイメージを
アピールすることが出来たのではないでしょうか。まだシーズンの序盤だとは
言っても同じホンダのエンジンを積んでいても明らかにレッドブルよりも劣る
マシンでポイントを積み重ねるのは簡単ではありません。
それが出来ていれば来年もシート獲得することは出来るでしょう。


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