4年振りに来日するTOTO

今年でデビュー45周年になるアメリカのロックバンドTOTOが、コロナ以前の
2019年以来、4年振りの来日公演を開催します。



オリジナルメンバーのジェフ・ポーカロが、1992年に防虫剤を撒いていた際
アレルギーによる心不全で亡くなり、2015年にはベースのマイク・ポーカロ
がALS（筋萎縮性側索硬化症）の合併症で亡くなり、キーボード奏者で多くの
作品を生み出してきたデビッド・ペイチも健康上の理由により、バンド活動に
参加はしていないということで、今回のツアーメンバーの中で知っている人は
スティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムズだけということになります。

デビューして45年ですからね、20歳だったスティーヴ・ルカサーでも65歳に
なっているわけですから、飛行機の座席がファーストクラスだとしても日本と
アメリカの間は8,000キロぐらいありますからね、オリジナルメンバーの年齢
で海外ツアーに出るのは肉体的にきついと思います。



ちなみに、今回の来日予定メンバーは以下のような人たちです。
スティーヴ・ルカサー（g/vo.）、ジョセフ・ウィリアムズ（vo.）
ジョン・ピアース（b）、ロバート “スパット” シーライト（dr）
ドミニク “エグゼヴィア” タプリン（key）、スティーヴ・マッジオラ（key）
ウォーレン・ハム（sax etc）
個人的には、スティーヴ・ルカサーさえいれば、なんとかなるだろうみたいな
感覚がありますが、そういうわけでもないのでしょうね。



日本ツアーは、8会場で予定されていますが、かなりハードな日程の詰まった
スケジュールなので、あまり大掛かりな機材はなさそうな感じです。
7月10日　福岡サンパレス
7月12日　金沢・本多の森ホール
7月14日　名古屋国際会議場センチュリーホール
7月15日　丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館）
7月17日　広島・JMSアステールプラザ大ホール
7月19日　仙台サンプラザホール
7月20日　岩手県民会館
7月21日　日本武道館

行きたいとは思いますが、S席 17,000円、A席 16,000円という料金に実際の
ところ、高いな…という気がするので、もしかしたら最後の日本ツアーになる
かも知れないなとは思うものの、即行で飛びつくほどの情熱はないです。



浜田省吾さんの「HOME BOUND」で、TOTO以外のスティーブ・ルカサーの
ギターを聴いて、それ以降もずっとTOTOの曲を聴いているので、身近過ぎて
ライブを聴くまでもないというのもあるような気がしますが、自分自身が60歳
を超えて、会場まで移動して並んでと考えると億劫になっちゃいます。
無理すると翌日に残るんだよね、と冷静に考える自分自身が笑えます。

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