栄養不足と老化が表面化するのは毛 [健康・医療]
抜けて、いわゆる白髪の状態になることで老化したことが可視化されます。

お猿の時代から進化する過程において、自分達は外見が重視されるということ
(要するに目視による情報に影響される)ことを学んだ人間たちは、全身の毛
の中で、まず陰毛や腋毛、胸毛など普段は人目に触れ難い部分の毛から色素が
抜けていき、その後で鼻毛や髭、眉毛、髪の毛などの外見上でも目立つ部分に
白髪が増えてくるように体が進化してきたとされています。
自分自身、鼻毛とか髪の毛の中に白髪を発見するようになって、いよいよ年齢
相応の老化現象というか、外見になっていくのかな?なんて思っていましたが
白髪が増えてきたなと思った以降は、特に増えるようなことはないので、自覚
することによって老化は止まるのか?と思ったりもしています。
個人的にストレスコントロールが出来ている、ということだと思っていますが
特にストレスを感じないタイプの人も白髪になる人もいるみたいなので本当の
原因はまだまだ解明されていないと見るのが適当だとは思います。
髪の毛に限らずとも全身の毛にはそれぞれに毛根があり、その中には色素細胞
というものもあって、若く健康体で必要な栄養が適切に送られていれば、毛根
の色素細胞は休むことなく仕事をするので毛の色は黒くなり、栄養不足だとか
精神的なストレスが強いと、色素細胞にまで必要な栄養が適切に届かないので
髪の色が抜けて白髪になるという仮説があり、その仮説を裏付ける一つの事例
としてダイエットで栄養不良状態の女性は陰毛が白髪になるようです。
人体はもしも栄養不良になっても、生きていくことを最優先にするように栄養
が割り振られるので、逆に生きて行くのにあまり必要ではない毛根は、最初に
栄養供給が打ち切りになるために色が抜け、自分自身が栄養失調になっている
ことに気付く要因の一つとして、陰毛が白くなったことで異変に気付くことが
あるようです。(それなりに動揺しますよね)
というようなわけで、白髪が出るのは老化だけが原因ではなくストレスや栄養
不良で色素細胞が痛めつけられることも大きな要因です。
髪の毛に白髪が目立つようになったら、その他の部分でも白髪が増えていると
考えるのが自然です。
若くて白髪の多い人、特に目立たない場所に白髪が目立ち始めた人は自分自身
のダイエットが過激すぎないか、貧血などの自覚症状が無いかをチェックして
思い当たることがあれば、無理なことはしないことです。
栄養素は体重を増やすためだけに使われるているのではなく、外見を彩るため
にも使われていることをもっと自覚して、痩せすぎな女性が痩せていることが
きれいという意味だと考えている呪縛を投げ出すことが大切です。
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