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ハーツクライが天馬に [競馬]

ディープインパクトよりも一つ年上で、キングカメハメハ、ダイワメジャーや
キタサンブラックの父であり、ディープインパクトの兄であるブラックタイド
と同期デビューのハーツクライが起立不能になり天馬になりました。



ダイワメジャーとブラックタイドはまだ存命ですが、社台SSの三枚看板だった
ディープインパクト、キングカメハメハと共に、今は天国で草をはみ、自由に
駆け回っていることでしょう。


トニービンの娘アイリッシュダンスと、名種牡馬サンデーサイレンスとの間に
生まれたハーツクライは、大きな期待を背負っていましたが残念ながら三歳時
のクラシックでは皐月賞14着、日本ダービー2着、菊花賞7着と、結果を出す
ことが出来ませんでした。

転機として思いつくのは、4歳になってルメール騎手と出走した天皇賞・秋
着順は6着でしたが、あともう少し距離があればという感じでした。
続いて出走したジャパンカップで、2着(日本馬の中では1着)になり適性距離
が見えてきた感じで、年末の有馬記念で初のGⅠ制覇。

5歳になってドバイシーマカップで優勝して、日本の馬では初めてのドバイの
レースでの優勝馬になったように思います。(記憶違いがあるかも)
その後、イギリスの伝統的なレースのキングジョージに出走して3着でしたが
この時は「のど鳴り=喘鳴症」という病気を発症して本調子でなかったことも
敗因の一つになっていて、万全の体調ではありませんでした。



その後、ジャパンカップに出走して引退し種牡馬になって、ジャスタウェイや
ワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルト、シャヴァルグラン、リスグラシュー
サリオス、スワーヴリチャードなどを輩出、最近では、昨年の日本ダービーを
勝ったドウデュースを遺しています。

奇しくもドウデュースは、3月25日にドバイで開催されるドバイターフに登録
されていますので、お父さんの後押しがあるかも知れません。

10年以上前に社台スタリオンステーションに見学に行った時に、ハーツクライ
は放牧されてはいませんでしたが、ディープインパクト、キンシャサノキセキ
シンボリクリスエス、ダイワメジャー、クロフネなどを見ることが出来ました
が、あの世代の競走馬の多くが天国に召されてしまって寂しいですが、人間も
近しい人や有名人の訃報が続いて、残念だなと思うことが増えました。
自分自身が年齢を重ねているんだから仕方ないんですけどね。

再来週のドゥデュースのレースに前向きに注目したいと思います。


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