2022年・F1-GP 第21戦 ブラジルGP 決勝 [モータースポーツ]
今年は23戦が予定されていましたが、プーチン大統領の冷静さを欠いた判断に
よって、ロシアGPは永久に開催できなくなり年間22戦になりました。
本来ならばスプリントレースの結果でスターティンググリッドが決まりますが
2着だったカルロス・サインツはエンジン交換のペナルティのため、5グリッド
降格になり、3着から繰り上がったルイス・ハミルトンがジョージ・ラッセル
と並んで、久し振りにフロントローがメルセデスで占められましたね。
1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
6.ランド・ノリス(マクラーレン)
7.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
8.ケビン・マグヌッセン(ハース)
9.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
ダニエル・リカルドも、今シーズンはよく事故の原因を作るような気がします。
4番手だったマックス・フェルスタッペンは、5番手だったセルジオ・ペレスと
並んで二列目からのスタートでしたが、予選の段階でタイヤのグリップが無い
と話していた通り、マシンが滑って思うように走れなかったということに加え
ルイス・ハミルトンと接触してフロントウイングを破損させてしまい、優勝を
争う走りは出来ませんでした。
今回、メルセデスチームが復調してきた途端に、マックス・フェルスタッペン
とルイス・ハミルトンが接触したりして、やっぱりフェラーリとのクリーンな
バトルとは違って、どちらも譲ることはなく接触するまでスピードを緩めない
激しいバトルになってしまうのがメルセデスとホンダの宿命みたいです。
マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのチャンピオンを確定させていて
セルジオ・ペレスの準優勝をサポートするかと思いましたが、チームオーダー
も無視して、セルジオペレスは7位に終わり、シャルル・ルクレールとの点差
は3ポイントに開いてしまいました。
チームオーダーを無視した理由については答えたくないようなので、永遠の謎
になりそうな気がしますが、マックス・フェルスタッペンも、シーズン中には
セルジオ・ペレスからのサポートもあったような気がするので、順位を譲ると
いうことがあっても良かったのではないかと思います。
結局、ブラジルGPで優勝したのはジョージ・ラッセル
2着のルイス・ハミルトンと共に、今シーズン初のメルセデスの1-2でした。
来年はレッドブル、フェラーリと常に優勝を競うチームとして戻ってくるのか
それはまだわかりませんが、事故が増えることは止めて欲しいです。
北中米&南米でのGPは時差の関係でライブ観戦には厳しいのですが運よく自分はDAZNで生観戦しても日中の生活には支障がない期間でよかったです。
ブラジルはメルセデスが強いですね(強かった)
今回はレッドブルはメルセデスには完敗、フェラーリにも勝てなかった。
最終戦はこの勢力図で終わるのかなぁ?
各チームともチームオーダーについてはいろいろ禍根が残りそうですね
by 青い森のヨッチン (2022-11-16 08:24)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
時差があると、どうしてもリアルタイムで見るのは厳しいです。
今回は家にいなかったというのもありますが、それはそれで翌日のことを
考えると早めに寝なければと思うので、やっぱり難しいですね。
ブラジルのコースになるとメルセデスが強くなるという理由があれば
理解できますが、どういうわけか速くなるというのはなんとも理解の
領域を超えている気がします。
その日に調子の良い方が勝者だという考えをそのまま押し通して行けば
チームオーダーは存在しませんが、そこはやはりチーム内の序列とか
チームがドライバーに対して何を求めているかにもよるので、なかなか
一筋縄にはいかないでしょうね。
勝っても負けても、譲っても譲らなくても、もっと上手くできたはずと
いう考えがある限りは、全員が納得できることは無いと思います。
by suzuran (2022-11-16 22:11)