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2022年・F1-GP 第20戦 メキシコGP [モータースポーツ]

日本GPで、マックス・フェルスタッペンのドライバーズチャンピオンが決まり
アメリカGPでは、レッドブルレーシングのコンストラクターズチャンピオンが
確定して、メキシコGPからはドライバー、チームともに来年に向けてマシンの
開発を進める段階にきているような感じですね。




新たなパワーユニットが導入されるのは2026年で、それまでは基本的な仕様に
変更はないというレギュレーションが確定しているので、今年のレースを有利
に戦ってきたレッドブルやフェラーリ(ハード面では大きな成果を上げた一年
でしたが、チームクルーの仕事の粗さがひときわ目立った年でもありました)
は来年も優位さは保てそうで、シーズン当初は大失敗作だと言われ続けていた
メルセデスもシーズン終盤に向けてアップデートが功を奏し始めて、表彰台に
上がる回数も増えてきました。


他にはハースが去年の格別に劣るマシンから、入賞が可能なマシンへと進化し
ベテランのケビン・マグヌッセンの復帰も良い方向に作用した上、フェラーリ
のパワーユニットの完成度にも助けられて大きく前進したのが今年でした。


シャルル・ルクレールは今年、こういう場面が多かったように思います。

ただ、ミック・シューマッハのクラッシュの多さがハースの財政に大きな負担
になったのは確かなようで、ポイントを稼ぐドライバーがマシンを壊した場合
とポイントを稼げないドライバーがマシンを壊すのは大きな違いがあるとまで
言われているミック・シューマッハはF1のシートを失うと見られています。

というように、各チームの来年に向けての体制が着々と進められている中での
開催になっているメキシコGPは、フリー走行の2回目までが終わっています。

フリー走行での順位はセットアップの試行錯誤もあるので、参考にもならない
わけですが、今回は特にタイヤメーカーのピレリの走行プランに沿ったタイヤ
のテストとしての要素が強く、FIAのルールによって年に二回若手ドライバー
にフリー走行の機会を与えるという取り決めによりフリー走行の一回目にその
機会を提供したドライバーのみが通常タイヤでの走行が許可されたということ
で、フリー走行2回目の上位三人以外はテストタイヤでの走行でした。

1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2.角田裕毅(アルファタウリ)
3.エステバン・オコン(アルピーヌ)
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
5.セルジオ・ペレス(レッドブル)
6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
8.カルロス・サインツ(フェラーリ)
9.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
11.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
12.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
13.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
14.ランド・ノリス(マクラーレン)
15.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
16.ミック・シューマッハ(ハース)
17.ランス・ストロール(アストンマーティン)
18.ケビン・マグヌッセン(ハース)
19.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
20.周冠宇(アルファロメオ)

この20人の中から、ダニエル・リカルドとニコラス・ラティフィの二人は来年
乗るマシンがないことが確定していますが、メキシコGPを含む三つのレースで
ポイントを稼ぐことが出来ないようなら、ミック・シューマッハも仲間入りが
確定することになっていますが、競走馬じゃないので血統で二世が優秀だとは
決まらないということでもあるわけで、政治の世界も含めて世襲に批判的な人
がいるのも当たり前の話だと自分自身も含めて思います。



メキシコはセルジオ・ペレスの地元なので、レッドブルはセルジオ・ペレスを
優先して優勝させようと考えるのかな?と思っていましたが、そのような考え
はないようで、マックス・フェルスタッペンは、勝ちに行くと言っていますし
セルジオ・ペレスも気遣いは要らないと言っているので、あくまでもチーム内
で競い合うということのようです。それぐらいの闘争心がなければ、二人とも
好成績を挙げてコンストラクターズチャンピオンを獲得することなど出来ない
ですからね、最後まで競い合ってセルジオ・ペレスが、年間二位(現時点では
シャルル・ルクレールに続いての三位)になれると良いなと思います。


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