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2022年・F1-GP 第19戦 アメリカGP 決勝 [モータースポーツ]

F1・アメリカGPの決勝はマックス・フェルスタッペンが優勝し、同チームの
セルジオ・ペレスも4位に入賞し、日本GPで決めていたドライバータイトルに
コンストラクターズチャンピオンも加えた完全優勝が確定しました。




第19戦目で、マックス・フェルスタッペンは13勝目になり、年間最多勝の記録
に並んだことで、次戦で勝てば単独で年間最多勝の記録保持者になります。
今週末からはメキシコGP、セルジオ・ペレスの母国ですから、このレースでは
優勝はセルジオ・ペレスに譲るかも知れませんが、その後ブラジルとアブダビ
が控えていますから、年間最多勝記録の更新は可能です。


今回のレースは、レッドブルチームにとって特別なレースになりました。
決勝の直前にチームの共同創設者であるディートリヒ・マテシッツ氏が死去し
レッドブルチームとアルファタウリチームは、このアメリカGPを追悼レースと
位置づけていたこともあり、マックス・フェルスタッペンのレースに勝ちたい
という思いが優勝という結果に繋がったような感じです。



久し振りにポイントを稼いだ角田裕毅も、マテシッツ氏に対する惜別と追悼の
思いは強かったようで、マテシッツ氏への恩返しを誓ったようですね。
ギアボックスを交換したペナルティで、19番手からのスタートでしたがマシン
の調子が良く、オーバーテイクを繰り返した結果、10着に入りました。



フェルナンド・アロンソの危険走行に対した30秒加算のペナルティが出たため
最終的には9位入賞になったのもマテシッツ氏の見えざる力かも知れません。

1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
6.ランド・ノリス(マクラーレン)
7.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
8.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
9.ケビン・マグヌッセン(ハース)
10.角田裕毅(アルファタウリ)

今回は、ルイス・ハミルトンがレース中に勝てるかもと感じた部分があったと
コメントしているほど調子が良かったようですが、恩義を感じる人を送り出す
マックス・フェルスタッペンのモチベーションを凌駕するだけの、熱い思いが
ルイス・ハミルトンには足りなかたと言えそうです。



フェルナンド・アロンソがランス・ストロールに追突した件については、後方
から抜かれる際に、ランス・ストロールが左側にマシンを動かしたのが原因と
裁定され、次戦は3グリッド降格が決まりました。

一般道だと後方から追突した場合は追突した側が悪くなりますが、今回の事故
はその逆というのが、個人的にはちょっと不思議な感じを受けました。

アロンソが後方から接近しすぎたのが原因だと主張するランス・ストロールの
見方は正しいと思いますし、左側に広いスペースがあったので、もっと左側に
マシンをコントロールすれば事故は防げたと思います。

決勝で、14位以下の人たちはチームの移籍が決まっているか、F1のシートを
喪失しそうな人のみということで、モチベーションが下がってくると順位への
執着も薄れてくるのかなという感じがしますね。


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