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2022年・F1-GP第15戦 オランダGP 決勝 [モータースポーツ]

オランダGPの結果は、マックス・フェルスタッペンの二年連続優勝でした。
ポールポジションからスタートして、一時はメルセデスが今年初の優勝か?と
いう場面がありましたが、角田裕毅のトラブルなどによってセーフティーカー
バーチャルセーフティーカーが入ったことが有利に働いて4連勝です。




二番手でスタートしたシャルル・ルクレールは最終的に三位で表彰台でしたが
三番手スタートのカルロス・サインツは、今回もピットクルーの不手際により
ピット作業に12秒かかった上、レースに戻る時にはフェルナンド・アロンソの
進路を妨害したとしてアンセーフリリースで5秒のペナルティが加算されると
いう不運が重なり、5位でゴールしましたが最終的に8位になりました。




エンジンのパワーでは、レッドブルのホンダエンジンを凌駕しているとされて
いますが、コースでいくら有利でも、ピットインする毎に足を引っ張られては
勝てるレースも勝てません。フェラーリのピットクルーは現時点では10チーム
の中で最低のチームワークだと見えます。



1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
5.セルジオ・ペレス(レッドブル)
6.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
7.ランド・ノリス(マクラーレン)
8.カルロス・サインツ(フェラーリ)
9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
10.ランス・ストロール(アストンマーティン)

一時的にはルイス・ハミルトンがトップを走っている時もあり、メルセデスが
1-2で終わるかのように見えましたが、角田裕毅がリアタイヤの違和感を訴え
ピット作業をしたものの不具合が解消されなかったために車を停めてリタイア
ということになり、バーチャルセーフティーカーが出たために、結果としては
マックス・フェルスタッペンの優勝をサポートすることになりました。

角田裕毅については、リタイアを決意して一度シートベルトを緩めたため危険
な状態でコース上を走行したとして戒告処分を受けたため、次のモンツァでは
10グリッドの降格処分が決まりました。最初に違和感を訴えた時点でチーム側
が適切に対応していればリタイアは免れなかったとしても、次のレースにまで
影響はなかったはずですが、結果として次戦は不利なスタートになります。

アルファタウリはピエール・ガスリーも11位で終わりましたので、今回は全く
ポイントを稼ぐことが出来ず、コンストラクターズランキングでハースよりも
下という状況になっていて、レッドブルとの差は開くばかりですね。
同じHRCのパワーユニットを搭載していても、シャシーの違いでそれだけの差
が出るのですから、各チームがデザイナーの確保に必死なのも当然ですね。

今回のレースで、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの差は
38ポイントに開きましたから、早ければ、鈴鹿サーキットの日本グランプリで
マックス・フェルスタッペンの二年連続ワールドチャンピオンが決まることに
なるかも知れません。


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