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2022年・F1-GP第14戦 ベルギーGP フリー走行 [モータースポーツ]

後半戦のスタートになるベルギーGPのフリー走行は2回目までが終了し、現在
3回目が行われているところですが、2回目までの時点でトップはレッドブルの
マックス・フェルスタッペンです。

redbull_belgium22.jpg

このレースが開催されるスパ・フランコルシャンは、突然の雨でレースが中断
される悪天候にレース結果が左右されるコースとして有名なところで、去年も
25分遅れレースがスタートしたものの赤旗中断になり、約三時間後に44周で
競われるレースが60分間限定のレースに短縮されて、再開されたものの、再び
視界の悪さで中断になり、事実上、先頭だったマックス・フェルスタッペンが
二周した時点でレースが終了するという冗談のような終わりでした。


マックス・フェルスタッペンが優勝はしたものの完走の基準になる、レースの
総距離の75%を走っていなかったため10位までの入賞者には本来のポイント
の半分のポイントが付与されました。



というような問題が起きたスパ・フランコルシャンは、今年のフリー走行でも
雨を降らせていますが、そんな気まぐれな天候の中、PU交換ペナルティにより
後方スタートが決まっていても、しっかりとトップのタイムを出してくるのが
マックス・フェルスタッペンの凄さなのでしょう。

チーム側にもそれぞれに戦略があようで、世界各国を転戦するF1レースの中で
オーバーテイクのチャンスが多いのはベルギー、さらに天候によってタイヤの
選択なども想定されるため、後方からの大逆転が狙えるベルギーで制限越えの
PU交換を行うというのは理に叶ったやり方だと思います。

そんなわけで、PU交換ペナルティを受けるドライバーはシャルル・ルクレール
マクラーレンのランド・ノリス、エステバン・オコン、ミック・シューマッハ
そしてマックス・フェルスタッペンです。



最後方からとはいえ、シャルル・ルクレールやランド・ノリスも同じ条件から
スタートするので、速いタイムを出して後方の中のトップの位置に着けたいと
いうのはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールにとっては同じ
思いを持っているでしょうから、予選でも通常のペナルティの時のように軽く
流してQ3やQ2で敗退ということにはならないでしょう。

今回がチャンスなのかはわかりませんが、ルイス・ハミルトンは今年初めての
優勝に少しだけ近付いたかも知れませんね。


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