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アリスが結成50周年 [音楽]

ロックキャンディーズというバンドを解散し、谷村新司が堀内孝雄と矢沢透の
三人で、1972年に結成されたのがアリスでした。

最初にアリスの曲を聴いたのは、中学1年生の時に谷村さんたちのオリジナル
ではありませんが「今はもうだれも」を聴いて、その頃はあまり売れていたと
いうわけでもなくて、同級生でアリスを知っている人はほとんどいない状況で
ありましたが、「遠くで汽笛を聴きながら」「帰らざる日々」が好きな中学生
でした。大半は山口百恵や西城秀樹などのアイドルが好きでした。



中学三年生の時にリリースされた「冬の稲妻」が大ヒットして、音楽のテスト
で自分の好きな歌を歌って良い、ということだったので「冬の稲妻」を歌って
それまでは音楽の成績は「1」でしたが、「3」になりました。




その後、谷村さんが長い下積み生活の疲れか体調を崩して活動停止。
「涙の誓い」や「ジョニーの子守歌」などがヒットしましたが、コンサートが
しばらく行われなかったのですが「栄光への脱出」というタイトルで再開され
会場は日本武道館で、三日間連続公演というタイトル通りに、栄光への脱出と
なったコンサートでした。このコンサートはライブアルバムとして発売されて
私もアルバイトのお金で買いました。



音楽の方向性の違いということで解散して、谷村新司はアジア志向なのかな?
アリス在籍時から歌っていた「昴」や「天狼」といった、大陸的な朗々とした
音楽なのに対し、堀内孝雄は「愛しき日々」とか「恋歌綴り」などのいわゆる
演歌と呼ばれる音楽に進んで行きましたが、年齢を重ねると共に、人間は丸く
なるもので、それぞれの個性を認めつつも共に活動することが苦にならない時
が来るもので、常に一緒ではありませんがアリスとしての活動も続けていたら
50年という感じなのかも知れません。





今思うと「今はもうだれも」を聴いたのは、ブルース・リャンだったかの香港
映画の中で挿入歌として使われていましたから、まんま盗作というか著作権が
全く考えられていなかった時代の香港映画でしたから、奇跡の出会いでした。

谷村さんは、作詞、作曲をして歌を歌う音楽家として凄い人だと思っています
が、それとは別に凄い人だなと思う一面があって、一般的には自分で作った歌
がヒットして、若い女性ファンも増えたら、飾らないまでもカッコいいところ
を見せようとするじゃないですか、谷村さんの場合、そういう方向に行かずに
趣味はビニール本(昭和の時代は、いわゆるエロ本はビニール袋に封入されて
買わないと中が見られなくなっていました。無修正に近いものは裏本と言われ
エロ本の世界ではステイタスが高かったのです)集めだと公言していたことが
隠し事をしないカッコいい存在だったと記憶しています。

新曲などは望みません、これからも持ち歌を歌い続けて欲しいと思います。
これからも、結成50年とかデビュー50周年というフォーク、ポップス、ロック
系のグループや個人が続々と登場することでしょうね。
昭和の時代にいろいろな歌手を聴けたのは、とても幸せなことでした。


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青い森のヨッチン

谷村さんは昔、ばんばひろふみさんと組んでAMのラジオ番組をやっていて猥談全開で中高生リスナーをインスパイアさせ続けていました。
今ではあんな番組放送できないです。
by 青い森のヨッチン (2022-06-30 09:53) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

谷村さんとばんばさんは、ビニール本の収蔵数を競っているという話を
いろんなところでしていた気がします。
やたらと裏本とかの話にも詳しくて、アイドルじゃなかったから出来た
話がとても多かった記憶があります。
by suzuran (2022-06-30 20:02) 

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