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2022年・F1-GP第8戦 アゼルバイジャンGP [モータースポーツ]

年間23戦(ロシアが無期キャンセルになったので、実際には22戦)のうちの
第8戦目になるアゼルバイジャンGPが、6月10日から6月12日の日程でバクー
シティサーキットで開催されます。シティですから市街地サーキットです。



去年はルイス・ハミルトンが痛恨のミスをしてしまいました。

メインストレートが2km以上あるので、前回のモナコGPとは違って、多くの
ドライバーにオーバーテイクの機会があるサーキットですから順位の入れ替え
が頻繁に観られる「面白い」レースが展開される場所です。




シーズンの約1/3の終わった段階で、ポイントのトップは昨年のチャンピオン
のマックス・フェルスタッペンが125Pでリードし、2位が今年になってマシン
自体はもっとも成功したと見られているフェラーリのシャルル・ルクレールで
116Pと9P差で追走というよりは追い抜かれて、差が広がっている状況なので
シャルル・ルクレールはチームの戦略に対してご立腹中ですね。

3位がマックス・フェルスタッペンのチームメイトのセルジオ・ペレスで110P
とマックス・フェルスタッペンと比べても15P差、4位にはマシンの挙動が安定
していない中でも、なんとかポイントを積み重ねているメルセデスのジョージ
・ラッセルが84Pで、5位がフェラーリのカルロス・サインツ83Pです。

3位から4位までの差が26Pあるので、シーズンの1/3とは言っても、年間優勝
を狙う位置ではないような気がしますが、6位のルイス・ハミルトンは50Pで
7位のランド・ノリス48pと2ポイント差ですから、今年ワールドチャンピオン
に挑戦するというモチベーションを維持することはないでしょうね。
一部では引退説が出ていますが、さすがにそれは本人が否定しています。

ポイント差はともかく、6位までがレッドブル、フェラーリ、メルセデスの3強
で占められている状況は、7位以下のミッドフィールドのチームとの大きな差
があるように見えるので、レギュレーションを変更したことで各チームの競争
を適正化するという目的は今一つ達成されてはいないように思います。

とは言うものの去年のレッドブルとメルセデスの一騎打ちの様相からは脱して
フェラーリが割り込んでいるのですから、昨年よりは改善されたのかな。


過去のクラッシュシーンです。

シーズン序盤では、ハースが去年とは様変わりをした速さを見せはしましたが
結局、ミック・シューマッハはマシンが二つに分割するほどの大クラッシュを
二回演じただけでレース成績自体はノーポイントというのが現実であるわけで
ベテランのケビン・マグヌッセンが復帰してポイントを稼いでいますが、もし
ロシアの自暴自棄のような開戦がなければ、ニキータ・マゼピンとのコンビで
コンストラクターズポイントは「0」のままのような感じですね。

現在のフェラーリの、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツのコンビに
ミック・シューマッハが、割り込むことは当面なさそうというか、その辺りを
見越しているのか、フェラーリはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツ
の二人とも、2024年までは契約が確定しているので、現在のようにクラッシュ
が続くようであれば、2024年までにシートを失うかもしれません。


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