2022年・インディ500プラクティス [モータースポーツ]
優勝を狙った2022年のインディ500のプラクティスが現在行われています。
インディ500のプラクティスは、決勝レースの5日前にあたる火曜日から順次
進められていて、初日と3日目(2日目は雨天中止)は、それぞれに最速タイム
で1位でしたが、4日目のファスト・フライデーでも1位になって現時点までは
もっとも調子の良い状態が続いています。
インディ500のプラクティスも、F1と同じく1回目から徐々にセットアップを
煮詰めていき、予選までに最大限にマシンの能力を引き出すことが大切であり
特に土曜日の予選前日のファスト・フライデーは、予選当日と同じレベルまで
エンジンの出力が上げられているため、前日までよりも約100馬力の出力向上
をした仕様で走行するため、予選順位に直結する走行になります。
そのファスト・フライデーの走行でも、平均時速232.789マイル=約372km/h
のラップタイムで1位になり、マシンとドライバーは最高レベルで調整が完了
出来ているようなので、かなり予選が楽しみになってきています。
今年のレースのエントリー台数は33台ですが、そのうちの上位10台の中の6台
がホンダエンジンのマシンということで、今年のホンダエンジンはかなり強力
な仕上がりになっているようで期待できそうです。
土曜日の予選当日は午後から強風が吹く悪天候が予想され、予選の開始時間が
1時間早められているみたいなので、風の影響による事故が心配されるものの
ファスト・フライデーの走行時も強風が吹いていたみたいで、その強風の中で
最高タイムを出したセッティングでの挑戦なので、大丈夫でしょう。
土曜日に実施される予選は1回目の上位12台が、日曜日に行われる予選2回目で
ポールポジションを競うため12位までを決めるためのもので、今年の佐藤琢磨
は金曜日まで実施されたプラクティスで、全て1位のラップを刻んでいること
から、ポールポジションの最有力候補として注目を集めています。
今までのインディ500の挑戦の中で、過去にない絶好調の状態と言えますから
決勝においては、ポールポジションからスタートして優勝するという形で今年
のインディ500を完走できれば良いなと思ってみています。
ちなみに過去に優勝した時は、2017年が予選4位、2020年が予選3位でした。
この過去の例からしても、ポールポジションを獲得できれば、優勝の実現性は
かなり高くなるのは間違いありませんからね。伝説の人になって欲しいです。
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