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フェルナンド・アロンソの勘違い [モータースポーツ]

マイアミGPで、ピエール・ガスリーに衝突をして5秒ペナルティを受けた後で
同じアルピーヌのエステバン・オコンとの順位争いの際に、コース外で永続的
にアドバンテージを受けた(単純にコースから外れて有利な走り方をした)と
してさらに5秒ペナルティを受けて、8位でゴール後に11位まで順位を落とした
フェルナンド・アロンソ。



元々、マクラーレン、フェラーリ、ルノーのどこと契約をしても、舌禍問題を
起こしていた人で、自分が正しく、チームやチームメイトに責任があって自分
は勝てないと責任転嫁をする人なので、二度目のマクラーレン(ホンダと協業
していた時のマクラーレン)で契約した時も、ジェンソン・バトンと比べても
かなり文句の多いドライバーで嫌いでした。


昨年、F1に復帰する以前にも勝てるチームでなければ復帰する気はない、とか
上から目線と言うか、高飛車と言うか、自分がマクラーレン・ホンダで不本意
な成績に終わった理由を全てホンダエンジンのせいにするようなドライバーを
最優先で雇うチームなどないわ、と思っていたら、各種の思惑を持ったルノー
が契約したので、ちょっと驚きましたが予想通り勝てていません。

フェルナンド・アロンソが自分自身にどれだけの自信があるのかは知りません
が、マクラーレンとの関係を断ち切った後のホンダの技術者が、アロンソから
さんざん遅いと言われたけれど、アロンソ自身がダウンフォースを強めないと
運転がし難いというオーダーが出ていたので、最高速度を抑えてコーナーでも
安定するようにマシンを調整していたという話が出ていたので、ホンダのPUは
非力だったかもしれませんが、それ以上にコーナーでの速度が抑えられていた
ために速さが無かったということが理解できました。

フェルナンド・アロンソの発言は相変わらずで、今年の現時点ではかなり不振
なメルセデスのルイス・ハミルトンについてのコメントも、彼が強かったのは
マシンが速かったからで、あのマシンなら誰が乗っても勝てただろう的に要約
出来る発言で、ある競馬の騎手がディープインパクトに乗れば自分でも勝てた
と発言して、あれほど難しい馬はないと元騎手に批判されたのと同じく、結果
に対して、自分を当てはめているけれど、そもそも実績がない人間をわざわざ
最強だと評価されている馬やマシンには乗瀬ないですよという、話です。

レッドブルのセルジオ・ペレスの契約期間が、2022年までということで来年の
マックス・フェルスタッペンのチームメイトについて、いろいろな憶測が出て
いますが、その中にレッドブルがフェルナンド・アロンソとの契約を検討する
可能性という話が出ていましたが、少なくともレッドブル・パワートレインズ
とHRCとの関係が切れない限りはないと思いますし、実際にセルジオ・ペレス
との2023年の契約についての話し合いは始まっているのが事実です。

フェラーリ、メルセデス、マクラーレンも空きが出来る予定はありませんから
現時点のF1のチームの中から、勝てるチームと契約したいというフェルナンド
・アロンソの願望は叶わないでしょう。



2023年のアルピーヌは、2021年のF2チャンピオンのオスカー・ピアストリを
F1に昇格させる可能性がある他、2022年で契約が切れるピエール・ガスリー
が、レッドブルに昇格が叶わなければ、移籍を考えると発言している現状の中
フランスのチームであるアルピーヌは第一の移籍候補だと見られていることで
フェルナンド・アロンソと、2023年まで契約延長する理由はあるのか?
そう考えると自分はまだワールドチャンピオンに返り咲ける、と誤解している
フェルナンド・アロンソには引退の花道しか残っていないと思います。


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