2022年・桜花賞 JRA-GⅠ [競馬]
その前年の2020年は、1番人気のレシステンシアで2着、2019年は6番人気の
シェーングランツで9着、2018年には、4番人気のマウレアで5着ということで
有力馬にのれば最強牝馬のデアリングタクトとの競争で惜敗、その他の年には
トップレベルにはちょっと及ばない感じの馬ということで、桜花賞の優勝から
しばらく遠ざかっているのが、武豊騎手の桜花賞戴冠です。
しばらくというと、どのぐらいなのかという話なんですが、武豊騎手が桜花賞
を勝ったのは、なんと18年前にダンスインザムード(父:サンデーサイレンス
母:ダンシングキイ)で勝って以来、2着はありますが勝てていません。
ダンスインザムードの母、ダンシングキイの仔は牡馬のダンスインザダークも
牝馬のダンスパートナーも武豊騎手にGⅠ勝利をプレゼントした馬でしたから
武豊騎手にとっては思い出の馬なんじゃないかと思いますが、そういう話では
なくて、今回の桜花賞は久し振りに勝てそうな感じだったんですが…。
残念ながら鼻差の2着と惜敗でした。
今年、騎乗したのはウォーターナビレラ【父:シルバーステート】で、父馬の
シルバーステートは重賞勝ちこそありませんが、現役時には5戦4勝の強い馬で
足元が弱かったため早めに引退して種牡馬になった馬です。
シルバーステートの父馬はディープインパクトで、生産はノーザンファームと
競走馬界ではお坊ちゃまの家柄で、現在は優駿スタリオンステーションに繋養
されています。(見学不可の対象になっているので、行っても会えません)
お父さん(ディープインパクト)の血統が覚醒したのか、産駒の戦績が良いと
いうことで、去年の初産駒デビューから注目されている種牡馬です。
厩舎が武幸四郎調教師のところで、兄の武豊騎手が騎乗するということで兄弟
でGⅠ制覇かと騒がれていましたが、6番人気のスターズオンアースの追込み
に捉まってしまいました。スターズオンアースの父は急逝したドゥラメンテ。
次走はNHKマイルカップなのか、オークス(優駿牝馬)なのかわかりませんが
NHKマイルカップには、4月9日にニュージーランドトロフィーで優勝している
馬娘の藤田晋オーナーのジャングロが出走するので、武豊騎手は悩みどころに
なるのかな?嬉しい悲鳴ってやつか?
それはともかく、来週の皐月賞はこれまた久し振りに武豊騎手が勝てるかもね
と思っているドウデュース【父:ハーツクライ】での出走です。
今度は勝てるといいですね。
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