2022年のプロ野球開幕

実際のところ、少年ドラゴンズの会員だった小学生の頃からは、年齢も重ねて
野球以外に対する興味も広がったということで、落合監督から谷繁監督に交代
した頃から、中日ドラゴンズの選手の名前がわからなくなってきました。



ということで、プロ野球の観戦に行くことも無くなり、ナゴヤドーム（現在は
ネーミングライツで、バンテリンドームになっています）に行ったのも、相当
前だったような気がしますが、プロ野球の観戦に行かなくなったのは野球場で
応援歌だ、応援だと、替え歌を聞かされたり、鳴り物（一番酷かった時よりは
規制されているみたいですが…）が煩いのと、私設応援団と称するグループに
応援を強要されるなどの例を聞いて、お金を払って気分を悪くする必要などは
全くないということで、行かなくなりました。

しかしながら、今年は立浪和義監督（以下、立浪監督）になり、落合英二とか
森野将彦、荒木雅博など、現役時代を知っているコーチ（すごく単純な疑問の
一つとして、プロ野球にコーチって要るの？というのは子供の頃から不思議に
思っているんですが、他に疑問に思う人がいないようなので、プロ野球選手は
コーチが育成するということなんでしょうね）が増えたこともあり、久し振り
に興味を持って開幕戦から見ています。

立浪監督が選手に対して長髪や髪染め、ネックレスなどの装飾品も禁止したと
いう話が出た時には、古臭い昭和の価値観だと批判していた評論家（基本的に
文句を垂れているだけで、なんの責任も負わない評論家と、雇用主である国民
のために仕事をしない政治家という肩書を持つ人間の仕事はクズのやることだ
と思っているほど嫌いです）がいましたが、さすがに短髪にしろとか高校野球
に通じるようなアホなことはしなくて良いと思うものの、金色のネックレスを
ぶら下げている選手を見ると、おまえはホストかよ？と思うので、立浪監督の
考える選手の身だしなみは必要だと個人的には思います。

後、立浪監督とは正反対な感じで、選手は放任、勝つための試合ではなく選手
がそれぞれにキャラ立てをして目立つことが第一みたいな日本ハムの新庄監督
の戦い方にも興味を持って開幕を待っていました。



結果として、現時点で中日ドラゴンズは1勝3敗。
投手力ではセ・リーグのみならず、プロ野球12球団の中でも上位クラスと評価
されていますが、3月30日現在の防御率4.89で、セ・リーグでは4位、打率が
2割1分0厘とセ・リーグで6位ですから勝つ要素は見られません。

防御率1.75のヤクルトは優勝候補なので、順調な投手陣という感じです。
現在の1位 広島、2位 ヤクルト、3位 読売という順位のセ・リーグを得失点差
で見ると、やっぱり広島が＋15と、バランスよく投打がかみ合っているように
感じるので、現有勢力からの予想では広島が優勝しそうに思います。

監督1年目の立浪監督は、以前から指摘されている貧打の解消を最優先事項に
上げていましたが、就任から数か月で大きな改革はあり得ないと思いますから
目先の勝利に走らずに、試合で起用しながらの若手の育成をして欲しいです。



そして、もう一人の新人である新庄剛志監督。
日本ハムは0勝4敗と勝ち星ゼロですが、防御率はどん底の5.18、防御率5位の
オリックスが3.44ですから、数字の上で見たらどこの球団にも勝てません。
打率も最低のオリックスと並んで、1割6分7厘ですから10人が打席に立っても
ヒットが打てるのが2人いないわけです。優勝しなくても良いと就任会見では
言っていましたが、お金をもらって野球をしている選手が、結果を示すことが
出来るのは勝つことですから、その勝利を積み重ねた結果が優勝であることを
考えたら、少なくともプロ野球チームが優勝しなくて良い理由はありません。

得失点差で見ても日本ハムは－12、にも関わらずホームランの数はパ・リーグ
最多の5本ですからね、いかに効率の悪い攻撃をして、投手陣が守り切れない
というのが現在の日本ハムですね。

監督がビッグボスと称して目立つのも、エンタテイメントとしては、ありだと
思いますが、1試合で10得点以上を叩きだして、投手陣が完封リレーで抑える
という試合を何試合かできれば、ビッグボスとして盛り上がるかも知れないと
思いますが、点は取れない、点は取られるという試合が続いていては、暫くは
リトルボスにしておいた方が良いかと思います。個人の意見としてはね。

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