2022年・F1-GP第2戦 サウジアラビアGP 決勝 [モータースポーツ]
決勝ではスタート前のラップで角田裕毅のマシンがパワーダウンでストップ
なんとか復帰しようと試みるもののエンジンが始動しなかったため、予選でも
決勝でもマシントラブルのため走ることが出来ないままで角田裕毅のレースは
早々に終わってしまいました。スタート前から波乱です。
レースの開始時、メキシコ人初のポールポジションを獲得した、レッドブルの
セルジオ・ペレスはタイミングよく先頭に立ち、シャルル・ルクレールを後方
に従えて周回を重ねましたが、15週目でピットインした際に、ルクレールが前
に出て、先頭はシャルル・ルクレールに交代、後ろでマークして3番手だった
マックス・フェルスタッペンは2位に浮上しました。
その次の周(16周目)に、ウィリアムズのニコラス・ラティフィがウォールに
衝突して、マシンを破損しセーフティカーが入ったためにセルジオ・ペレスは
4番手に順位を落としたまま挽回が出来なくなるという不運な展開でした。
その後は、シャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンの一騎打ちの
状態になり、抜きつ抜かれつの優勝争いが展開されていましたが、残り2周の
段階で、ランス・ストロールのイン側を突いた、アレクサンダー・アルボンが
ストロールの横側に接触し、弾き飛ばされた形のストロールは態勢を立て直し
完走しましたが、アルボンはリタイアしました。
※ レースの90%を走っていたため、アルボンは完走扱いになりました。
この事故の影響で、再度イエローが出たことがマックス・フェルスタッペンに
有利に働き、0.549秒の僅差で今年初優勝を挙げました。
フェラーリは前走からの好調を維持していて、2位シャルル・ルクレール、3位
カルロス・サインツ、4位にはセルジオ・ペレスが入賞、5位にはメルセデスの
ジョージ・ラッセルが入り、予選ではボロボロだった、ルイス・ハミルトンが
なんとか10位に入賞して、3強は全チームがダブルポイントを加算しました。
次戦は数千キロを飛び越えてのオーストラリアGPが、4月10日決勝です。
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