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2022年・F1-GP第2戦 サウジアラビアGP フリー走行 [モータースポーツ]

一週間前のバーレーン戦では、予想もしていなかったホンダエンジン搭載車の
ダブルリタイアがあり、ピエール・ガスリーのマシンも火を噴いてということ
で、大いに盛り下がったわけですが、レッドブルのパワーダウンの原因は燃料
ポンプの内部が真空になったため燃料が泡状になって供給が止まったことだと
いう説明があり、同じことは再発しないように対策が取られたという話なので
第2戦では、フェラーリ、メルセデスとのバトルを最後まで観られそうです。




とは言うものの、サウジアラビアではサーキットが20キロ圏内の石油精製所が
イエメンの武装組織「フーシ派」のミサイルによるテロ攻撃に遭い、爆発する
という事件が発生したため、現時点では開催予定に変更はないとされています
が、同じような攻撃を受けた場合はボイコットも辞さないとするドライバー側
の意向もあり、開催中止という最悪の事態も想定しているようですが、一応は
予定通りの開催という方向に臨時会議では結論が出ています。


コロナ感染症によりF1は二年連続でレース自体のキャンセルや、ドライバーの
欠場、その後の体調不良によるパフォーマンス不足などの影響を受けてきたと
いうこともありますから、ようやくスケジュール通りの運営が軌道に乗りそう
になってきたところでテロリストによって開催が危ぶまれるというのは本当に
残念なことで、来年はサウジアラビアを除外とか、なんらかのリスク要因排除
を考えることになるのかも知れません。

直接、サーキットが破壊されたり、関係者の安否に関わるような状況にはない
ので2回目のフリー走行の結果に移ります。

トップタイムはフェラーリのシャルル・ルクレールで1分30秒074でした。
0秒140の僅差でマックス・フェルスタッペンが続き、以下、フェラーリの同僚
カルロス・サインツが3位、4位にレッドブルのセルジオ・ペレスという感じで
想定通りの二強が上位、さらに続くのがメルセデスの二台なので、現時点では
三強の一角は崩されていませんね。



バーレーンで復活して見せ場を作ったケビン・マグヌッセンでしたが、今回は
油圧系のトラブルを頻発して1日走って13周しかできないということになって
しまいましたので、当然タイムは最下位です。
予選までに原因が究明されて、万全の状態でコースに復帰出来れば良いですが
今回の不調はなかなか頑固そうなので、難しいかな。



3月23日に誕生日を迎えたアレクサンダー・アルボンは、ウィリアムズからF1
に復帰しての二戦目になりますが、ウィリアムズのマシン自体が去年の好調さ
はどこへやらという感じで、ハースのマシンと立場が入れ替わっていますね。

大きく進歩したフェラーリのエンジンはハースのパフォーマンスを著しく向上
させたのに対して、メルセデスのエンジンは伸びしろがなく、ウィリアムズも
また、マシンの戦闘力が低下していて、2回目のフリー走行も19番手でした。
予選でQ2以上に進出するのは当分は難しい感じです。


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