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2022年・F1-GP第1戦 バーレーンGP フリー走行 [モータースポーツ]

2022年のF1-grand prixが開幕しました。
開幕を間近に控えて、出身国が侵略戦争を仕掛けたためにシートを失うことに
なってしまったニキータ・マゼピンは気の毒としか言えませんが、そのお陰で
F1に復帰できたケビン・マグヌッセンもいるわけで、人生いろいろです。




新型コロナウイルスは、いまだに計画を台無しにする迷惑な存在で、開幕前を
狙ったかのようにセバスチャン・ベッテルの感染が発覚、アストンマーティン
は、ニコ・ヒュルケンブルグを代役に指名し、木曜日の朝に連絡を取り、金曜
の深夜にバーレーンに到着して、フリー走行の一回目から参加しています。


先週の合同テストの時に、新型コロナウイルス感染によりテスト走行に参加が
出来なかったダニエル・リカルドは、フリー走行に参加していますが、体調は
あまり良くない感じの上、マクラーレンの今年のマシンは、ブレーキに問題が
あるみたいで、想定したパフォーマンスを出せていないみたいです。

ということで、フリー走行の1回目は、アルファタウリのピエール・ガスリー
が1分34秒193のタイムでトップになり、2番手、3番手はフェラーリの二人が
0.4秒ほどの差で追っている状況で、メルセデスはジョージ・ラッセルが4番手
昨年のワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは5番でした。

メルセデスから、フェラーリのエンジンを搭載するアルファロメオに移籍した
バルテリ・ボッタスは、2周したところでエンジンが不調。
詳細は不明ですが、エンジンのミスファイヤで走ることが出来なかったという
ことで、新たなスタートの出鼻をくじかれたのは残念でしょうね。

そして、フリー走行の2回目の結果です。
トップタイムは、マックス・フェルスタッペンの1分31秒936
今年はレギュレーションが変わって、去年よりも遅くなるだろうという予測が
出ていましたが、フリー走行の2回目で1分31秒台に入ってきているので、去年
の予選トップタイムである1分28秒997は抜けるんじゃないかなと思います。

まだ、各チームともにエンジンは予選モードに設定されていない状態ですから
メルセデスもフェラーリも、3秒程度のタイム向上は想定していると思うので
今年も1分28秒台で競うことになるのでは?という感じはします。

同じチームのセルジオ・ペレスとは、1分32秒953と1秒以上の差があるものの
異なるセットアップでの試走の状況なので、ベストなセッティングを見つけて
3回目のフリー走行から予選へと繋げていければ、3列目以内からのスタートは
間違いないのではないかと、多分に贔屓目はありますが。

1回目では見学状態だったバルテリ・ボッタスは、2回目で6番手まで浮上。
本家フェラーリが好調なので、エンジンのパワーについては問題はなさそうで
去年までは、ほぼ毎回のレースで最後尾だったハースも8番手、10番手と上位
にいますから、出走チーム全体の平準化を目標にしたレギュレーションの変更
は現時点では効果があったことが証明されているようです。

今一つなのはアストンマーティンとウィリアムズ。
本家のメルセデスも今一つのパフォーマンスの状態で、トップ10の中に入って
優勝争いをするレベルには達していない感じがします。

アルピーヌのエステバン・オコンは車体の一部が吹き飛びました。

1回目のフリー走行ではトップのピエール・ガスリーは13位、角田裕毅は14位
と上位チームが徐々に本気モードになってくると順位が下がってきているのが
気になるところで、2回目のフリー走行は夜のために気温が下がってグリップ
が低下してきたというようなコメントがあるのが心配です。

角田裕毅は、シャルル・ルクレールの進路妨害で戒告処分になりました。

バーレーンのレースはナイトレースなので、2回目のフリー走行の時間帯こそ
本番の路面温度に近いので、低めの気温に適応するためのセッティングを早く
見つけ出す必要があるかと思います。

3回目のフリー走行、予選での挽回に期待です。


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