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F1 バーレーンテスト1日目 [モータースポーツ]

今年は、大きなレギュレーションの変更ということで、例年ならば1回だけの
実施になっている合同テストが、前回のバルセロナ・カタルーニャサーキット
に続いて、開幕戦が開催されるバーレーンで、3月10日から実施中です。




ちなみに本番のレースは、3月20日に現地時間の18時スタートのナイトレース
そして、次戦のサウジアラビアも、一週間後の3月27日に現地時間20時からの
スタートとなるナイトレースということで、テストの環境とはかなり違う気温
なので、路面状況も異なるわけで、なかなか厳しいレースになりそうです。


これからの3日間が公式では最後のテストということになるので、バルセロナ
のテストのように、まずは実車走行という感じではなく、各チームの重点項目
が絞り込まれた本格的なマシンのセットアップ作業になります。

各チームごとに午前と午後でドライバーが交代して、テスト項目を細分化する
チームもあれば、1日毎に1人のドライバーが徹底的に走り込んでドライバーの
要求を具現化して、マシンのセッティングを最適化しようとしているチームも
あって、短期間でマシンを完成させようという濃密な三日間ですね。

メルセデスが持ち込んだ別バージョンのマシンは前方のサイドが極端に削られ
個人的には全くカッコいいマシンには見えませんが、重量を削り、今までとは
違う概念の新しいコンセプトカーを作ろうという意欲は見えるかと思います。



レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは早速レギュレーションに
違反していると口撃開始のようですが、現時点で正式な抗議はしていない感じ
ですし、実際のレースの時に、今回の仕様のマシンを出走させるのかは、不明
なので現時点では問題視はされていません。

午前中の第一回目のセッションで、トップタイムを出したのは、フェラーリの
シャルル・ルクレールで、64周を走って1分34秒531でした。
それに続いたのが、ウィリアムズからF1に復帰したアレクサンダー・アルボン
さらに、セバスチャン・ベッテル、セルジオ・ペレス、ルイス・ハミルトンと
続いて午前中にもっとも遅かったのはピエール・ガスリーでした。

ハースは、今年も貨物の到着遅れで午前中の参加は出来ず、午後からリザーブ
ドライバーのピエトロ・フィッティパルディが出走する予定です。

ニキータ・マゼピンの契約解除が確定して、ピエトロ・フィッティパルディが
参戦すると思われていましたが、なんと2020年で契約が切れてF1から離れた
ケビン・マグヌッセンと複数年契約を結び、ハースの2022年シーズンは、去年
から二年目のミック・シューマッハと出戻りのケビン・マグヌッセンのコンビ
ということになりました。ピエトロ・フィッティパルディにとっては残念な話
でしょうが、ハースというチーム自体が、来年まであるかどうかという見方も
あるので、現時点では幸か不幸かは判断しかねますね。



そして、午後のセッションでは予定通りに、ピエトロ・フィッティパルディが
参加しましたが、15人が走って最下位ということで、ケビン・マグヌッセンを
起用したのは正解だったみたいな感じです。まだまだ修行が足りないね。

午前、午後を通じてのトップタイムはアルファタウリのピエール・ガスリー。
1分33秒902というタイムで、昨年のマックスフェルスタッペンの予選タイム
1分28秒997よりも約5秒遅くなっていますが、三日目にはポールポジションの
タイムを抜くことが出来るでしょうか、という感じです。


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