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滋賀県長浜市の新春イベント・盆梅展 [イベント]

滋賀県長浜市で毎年開催されている新春のイベント、長浜盆梅展が1月9日から
3月10日まで、明治時代に建てられた長浜市の旧迎賓館・慶雲館で例年通りに
開催されていて、約300鉢の中から開花状態に合わせて選択された、約90鉢の
盆梅が館内で展示されています。



二年前からダラダラと続いているコロナ感染症の自粛とか緊急事態宣言とかで
いい加減、外出を控えましょうという呼びかけにもイラッとする人も増えたと
いうか、公共交通機関である航空機内でマスクをしない権利を主張する筋違い
な呉市の市会議員とか、トンデモない人権の曲解をしているのが現れたりして
ごく普通に厭世観を持っている人からすれば、大概にしろよバカという感じな
わけですが、そこはそれ心穏やかに過ごすには花を愛でるのも良いのでは?と
思ったりします。(以前、長浜まで行って見ました。お勧めです)


このイベントは昭和27年から始まったもので、織田信長の家臣として一時的に
長浜城主だった豊臣秀吉とか、楽市楽座を推奨した織田信長とか、戦国時代の
英傑になにかと縁のある長浜ですが、織田信長や豊臣秀吉などの戦国武将たち
がこよなく愛した梅の木の子孫があるとか、そういう話ではありません。

あくまでも盆梅展自体は、昭和の終戦後から続いているイベントであって戦国
武将に関連した歴史的なイベントではありません。



但し、樹齢400年を超える古木や高さ3メートルまで成長している盆梅もあり
梅の木自体は喋りませんから、歴史の真実はわかりませんが、幼木の頃に戦国
時代末期の人々に植えられ、代々に渡って世話をされながら家康の天下統一や
大日本帝国の愚かな軍部の所業などを淡々と見てきたかも知れません。

ちなみに盆梅というのは、一般的に盆栽と呼ばれる陶製の盆型の鉢の中で、梅
の木が栽培されているもので、一般的な趣味のレベルの小型のものから小柄な
女性の身長の二倍程度まで成長しているものもあるので見応えがあります。

今は換気をうるさく言われるので、空気がこもることがなく、梅の花の香りは
薄めになっているかも知れませんが、展示されている鉢植えの梅から立ち上る
香りが漂っていて、和の風情漂う落ち着いたイベントなので真冬の気温が続く
寒気に嫌気がさしていたら、春の雰囲気を感じるために会場まで足を運ぶのも
良い気分転換になるかと思います。

特に長浜市から宣伝を頼まれているわけではないので、細かく観光案内を書く
つもりはありませんが、黒壁スクエアと命名された一角では琵琶湖のお土産を
売る商店や、ガラス工芸の体験工房、ガシャポンフィギュア企画の海洋堂など
が商店街を形成しています。コロナの関係でお客は少なめです。

今年は雪が降る日が多くて、道路に積雪することも多かったので、久し振りに
長浜まで行こうかなと思っても、名神高速道路の関ケ原付近はそれなりの大雪
になることが多いので、車で行くのはちょっと難しい感じがします。

なお、盆梅展の開催は以下のように行われています。

第71回 長浜盆梅展  長浜市・慶雲館
【期間】  2022年1月9日(日)~3月10日(木)
【時間】  午前9時~午後5時
      ライトアップ期間(2月8日~3月9日)
【入館料】 大人800円、小・中学生400円


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