他人事ではない心筋梗塞 [健康・医療]
することを自粛するようにという通達が出されています。

ほぼ何もしなかった前総理大臣・菅義偉が就任早々に「自助・共助・公助」と
掲げて、消費税を上げておきながら福祉政策を斬り捨て、国による支援よりも
自助と共助を最優先する政策に対して大きな批判がありましたが、菅義偉以上
に何もしない現総理大臣・岸田文雄になって、支援金を払うのが嫌という理由
で緊急事態宣言を出すことも無く(個人的には緊急事態宣言など意味が無いと
思いますが、菅義偉、安倍晋三が何も考えずに発出しまくりだったのに対して
岸田文雄は何のしなさ過ぎだとは思っています)さらに、やってるフリだけの
吉村知事の大阪は医療機関が対応できないから、重篤な症状になっても保健所
に相談なく、勝手に救急車を呼ぶなという状況になっています。
コロナ感染症を疑われる人だけでなく、脳梗塞や、くも膜下出血、心筋梗塞に
狭心症など、致命的な疾患が発病しても救急車が呼べなきゃ話になりません。
これから大阪に行く人は重度の病気を発症しても救急車で運ばれることは無い
と言い切っても良い状況に見えます。
5月頃までは新型コロナ感染者は増え続けるという予測がある中で、大阪府内
の病床を減らしている吉村知事をこの人が知事で良かった、と褒め称え続ける
吉本芸人を出演させ続けている大阪のメディアは府民の命よりも、維新の会の
支援を重要視する相当危険な状況ですが、それでも「維新の会」の擁護に血道
を上げる大阪府民もまた、相当危険な状態だとは思いますが、まあそれはそれ
として書きたいのは心筋梗塞の話です。
芸能人や政治家など著名人でも心筋梗塞で亡くなった人は多いですし、親しい
関係の人を心筋梗塞で亡くしたり、迅速な治療で命が救われた人が周囲にいる
という人も少なくはないと思います。
昭和の時代から、日本人の三大死亡原因として以前から指摘されている循環器
の疾患の大半は心臓病(心筋梗塞、狭心症)であり、動脈硬化などの健康診断
結果が出ていても、なかなか発症を予測することは難しい病気です。
心筋梗塞は虚血性心疾患と呼ばれているように、心臓自体に栄養と酸素を送る
冠状動脈の中が狭くなったり詰まったりすることによって、血液供給量が不足
するために、心臓の筋肉に充分な酸素を送ることが出来なくなり、心臓が酸欠
状態になってダメージが出る病気で、冠状動脈内が狭くなった状態が狭心症で
完全に詰まってしまった状態が心筋梗塞です。
心筋梗塞になると心筋に酸素が行かないために、細胞が死んでしまう=壊死の
状態になるため、その部分の機能はもう戻りませんし、心筋は一般的な筋肉と
違って細胞が再生しないため致命的な結果になります。
冠状動脈のどの部分がいつ、突然詰まるかを予測する術はありません。
だからといって日々、それを不安に感じていたらストレスによって全身に影響
が出ますから、階段の上り下りや、少し速足で歩いた時に胸が痛いと感じたり
圧迫感を感じるようなことがあれば、循環器科を標榜する医院やクリニックで
医師の診察を受けて、医師の判断によっては血管に造影剤を通して血管の様子
を探る検査をうけることをお勧めします。
女性はエストロゲンという女性ホルモンの影響で血管が柔らかく保たれるため
排卵(月経)のある年代では、男性との比率では十分の一以下の発生率ですが
閉経後にはエストロゲンの供給量が減るために、男女の比率は4:1程度まで
低下して発症のリスクが増えますので45歳ぐらいから要注意です。
どちらにしても、人間が生きて行くために絶対に必要なのは血液の循環であり
それを全て託されているのが心臓ですので、心臓の不調は死に直結します。
他人事だと思わずに、いつもとは異なる違和感を感じたら早めに受診して適切
な検査を受けることが望ましいですし、大切な人と唐突にお別れする危険性を
早めにに察知することが出来て、それを防ぐための対応も可能になります。
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