ストロング小林さんが死去

去年も多くの人が亡くなって、自分自身も10年後、20年後には仲間なのかな
なんてことを何気なく思うわけですが、小学生の頃に、アントニオ猪木さんに
ちょっと似ている（単純にアゴの部分）感じがしていて気になるプロレスラー
だったストロング小林さんが81歳で亡くなりました。



年齢的には寿命を全うした感はありますが、やっぱり子供の頃から知っている
人が亡くなるというのは寂しい感じはするものです。

昨年、危篤説が流れて心配されたアントニオ猪木さんは、ここ最近復活気味で
新日本プロレスの東京ドーム大会でビデオメッセージが流れるぐらいに元気な
姿を見せるようになってきたのは良いのですが、アントニオ猪木さんと昭和の
巌流島の決闘と呼ばれた戦いをしたストロング小林さんが亡くなったのは残念
なニュースとして受け止めました。

これ以降、敬称略で話を進めさせていただきます。

ジャイアント馬場の全日本プロレス、アントニオ猪木の新日本プロレスという
メジャー団体とは別に、ストロング小林、アニマル浜口、サンダー杉山などの
選手が所属していた国際プロレスのエースとして活躍していましたが、業績が
上がらない国際プロレスを辞して新日本プロレスに移籍しています。

坂口征二とのタッグで新日本プロレスで活躍していたという記憶はありますが
どんな戦い方をしていたのかは実際のところ、あまり覚えていません。



いつの間にかプロレスから身を引いて、映画「伊賀忍法帖」に出演して悪役の
金剛坊という生臭坊主（当時、私が好きだった渡辺典子を手籠めにするという
とんでもない悪役でした）を演じたことで、リングネームのストロング小林が
芸名ストロング金剛になり、プロレスを正式に引退しました。

この後、素人参加番組の「風雲たけし城」で、たけし城を攻略するために参加
している一般の人を相手に、守備軍として前進を妨害する役割を丹古母鬼馬二
や上田馬之助、亜仁丸レスリーなどと一緒に楽しそうにこなしていました。





ということで、ストロング小林のもっとも印象に残っている記憶は名前を変え
ストロング金剛としてバラエティ番組に出ていた頃のように思います。

フライデー乱入事件で「風雲たけし城」は打ち切りになり、ストロング金剛の
名前も見なくなりましたが、芸名をストロング小林に戻して、ドラマなどにも
出演していたみたいですね。（この頃の記憶は全くありません）

元々のデビューは日本初の覆面レスラーでリングネームは「覆面太郎」だった
という話は初めて知りましたが、村松友視著の「私、プロレスの味方です」に
登場していたプロレスラーは、数えるほどになってしまいましたね。

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