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復活するカーナンバー1 [モータースポーツ]

現在、F1グランプリで走行しているマシンには、【2】から【99】までの数字
の中から各ドライバーが選んだ固定の好みの番号を付けることが出来るルール
になっていますが、2013年までは前シーズンのワールドチャンピオンが【1】
を付けて、同じチームのドライバーが【2】を付け、それ以降は前年の製造者
ランキング(コンストラクターズランキング)で上位のチームから【3】【4】
の順にカーナンバーが割り振られていました。

ayrton-senna-No-1.jpg
No.1をつけた故・アイルトン・セナ

ルイス・ハミルトンのように連続して優勝すれば、ずっと固定のカーナンバー
を付けることになりますが、そんなことはあまりあることではなかったわけで
一昨年に【1】を付けていたとしても、その年のマシンの調子が悪く、表彰台
に上がれなかったりしてコンストラクターズランキングで、2位以下になれば
自動的に【3】【4】以下のナンバーになるわけで、ドライバーとカーナンバー
がリンクすることはありませんでした。




ドライバーのキャラクターグッズなどにも固定のカーナンバーがあれば、毎年
刷新することも無く販売が出来ますし、カーナンバーに関連付けされることで
名前も覚えてもらいやすくなり、F1ファン層の拡大にも繋がるということから
2014年にルールが改正され、希望の番号を選べるようになりました。

好きな番号を選べるとは言っても【1】だけは、チャンピオンナンバーとして
選択することは不可で、前年のワールドチャンピオンだけが、固定ナンバーか
【1】を選ぶ権利を持っていますが、ルイス・ハミルトンはずっと【44】から
変更することなく参戦していましたが、マックス・フェルスタッペンは一生に
何度も付けられるナンバーではないという理由で固定ナンバーの【33】は一年
お休みして、2022年は【1】で出走することが確定しました。



基本的に現役の間は固定ナンバーが有効なので、マックス・フェルスタッペン
が来年使わないなら、代わりに使うということは出来なくて【33】は、本人が
変更手続きをしない限り、マックス・フェルスタッペンのものになります。

ちなみに、もしもマックス・フェルスタッペンが来年は【22】に変更したいと
言った場合、優先権は角田裕毅にあるので取り上げられることはないです。
が、現在は誰も使っていない【20】に変更したいというドライバーが競合した
時にはどうなるか?ですが、原則はポイントランキングが上位のドライバーに
優先権があるため、角田裕毅とジョージ・ラッセルが取り合いになった場合は
20ポイントの角田裕毅が、16ポイントのジョージ・ラッセルよりも上なので
角田裕毅が【20】を付けることになります。

2022年はマックス・フェルスタッペンがカーナンバー【1】ですが、2023年は
どうなることでしょうね、アブダビGPのセーフティカーの対応に納得できない
と言っているルイス・ハミルトンは引退するかもしれない、とトト・ヴォルフ
が話していますが、そうなるとマックス・フェルスタッペンが数年間は連覇を
続けることになるかも知れません。


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