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中国・北京の高級薬膳料理 [限定・季節の食材]

イロモノと言うか、キワモノ的なレストランの話題になると、必ず紹介される
レストランとして、中国の首都・北京にある動物のペニス料理専門店の鍋里荘
(Guolizhuang)というところがあります。



このレストランは、基本的に動物のペニスと睾丸を素材にした料理の専門店と
して営業していますが、あくまでも薬膳料理としての提供であって、ゲテモノ
料理としての扱いではありません。


店内にはロバ、ヤギ、犬、雄牛、鹿などのペニスや睾丸が準備され、来訪者の
体調を整えることを目的に調理されています。

中国の伝統医学(食事療法=薬膳)の考え方では、肝臓が悪い人にはレバーを
節々が痛むという人には関節やスジなどを食べると効果がある、とされている
ことから、ペニスと睾丸の場合は男性客が大半です。

動物のペニスには勃起促進や精力増強効果があるということで、絶倫になって
豊かな性生活を送ることが出来ると店側では説明をしています。



また、睾丸の場合は中国では腎臓を温めるとされていて腎臓の滋養効果がある
とされているということで、ペニスで強壮、睾丸で滋養を高めて家庭の悩みや
ストレスが解消されるらしいですが、個人的には特に用事はないな…。

しかし、ペニスって当然のごとく排尿器官でもあるわけなんで調理時には丁寧
に汚れや匂いのある部分を取り除かなければならず、手間がかかる上に動物は
一頭に付いているペニスは一本なので希少な材料ということもあり、高いもの
だと、ペニス一本二万円なんて場合もあるようで、大衆料理ではありません。

ペニスはゼラチンやコエンザイムQ10などの美容成分が豊富で女性のお肌にも
非常に良いらしいですが、わざわざこの料理を試してみるために、中国にまで
行きたい女性ってあまりいないと個人的には想像します。

ちなみに、あの手軽なホットドッグという、アメリカのファストフードですが
あの、パンにソーセージを挟んでいる食べ物の語源はご存じですか。

語源は「発情した犬」という意味で、発情期にオス犬のペニスが勃起した状態
になるとペニスを包む袋からムキムキっと赤黒くなった本体が露出します。
ペニスのようなソーセージをパンに挟んだ様子が、犬の発情状態と似ていると
いうことで、ホットドッグという名前が付けられました。



今度、ホットドッグを食べることがありましたら、そのような場面を想像して
食べていただくと、さらに美味しく奥深い味わいがあるかも知れません。
なんてわけがないですね。余計なことは知らない方が良いこともありますね。


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コメント 2

wildboar

面白い記事でした。(^^)/
by wildboar (2021-11-26 06:59) 

suzuran

wildboarさん:
ありがとうございます。

単純だから、すぐに喜びます。
by suzuran (2021-11-27 23:37) 

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