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F1-grand prix 第17戦 アメリカGP 決勝 [モータースポーツ]

時差の関係で、日本時間の早朝に開催されたアメリカGPの決勝ですがPU交換
に伴うグリッド降格ペナルティのために、予選順位とはかなりスタートの位置
が変わりましたが、その内容は前回の予選の記事で書きましたので同じことを
詳細に書くことは止めておきます。




ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンはスタートで先頭に
立つことが出来ず、二番手からスタートしたルイス・ハミルトンを追う展開に
なりましたが、今回は両者が接触するようなアクシデントが起こることはなく
戦略が的中したマックス・フェルスタッペンがトップに立ってからはルイスが
追う展開になり、マックス・フェルスタッペンが優勝しました。


前回までルイス・ハミルトンとの差は6ポイントリードでしたが、アメリカGP
の結果によって二人の差は12ポイントに開きました。
とは言うものの、次戦がメキシコGP、さらにブラジルへと地球を南下した後で
カタール、サウジアラビア、アブダビと残り5レースあります。



ワールドチャンピオンを確定させるには少なくとも25ポイント以上の差が必要
ですから、現状のように1位と2位を分け合う状況が続く限りは、最終戦までに
ワールドチャンピオンが決まることはなさそうな感じです。

予選で9番手、10番手に入ったアルファタウリは、ピエール・ガスリーは中盤
でリアのサスペンションが故障してリタイアしましたが、角田裕毅は最後まで
粘り強く順位を守って、ハンガリーGP以来の入賞をしました。

ルーキーイヤーで元F1ドライバーからいろいろな批判を受けたりしていますが
あのミック・シューマッハ(マシンの性能差はありますが)でも、1ポイント
獲得することが出来ていない現実からすれば、アメリカGPまでに20ポイント
を獲得してドライバーズランキングで14位ならば及第点なんじゃないかな、と
思いますけどね。ホンダのPUがそれだけ評価されているということかな。

コンストラクターズポイントで3位を争うフェラーリとマクラーレンが激しく
順位争いをした結果は、少しだけフェラーリが差をつけた感じの結果になって
こちらもシーズン終了まで確定しそうにないですね。



1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
6.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
7.カルロス・サインツ(フェラーリ)
8.ランド・ノリス(マクラーレン)
9.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
10.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

これだけレッドブル・ホンダが躍進しても日本ではほとんど話題にもならない
というのは、どういうことなんでしょう。
日本のメディアはなにを見ているんでしょうね。


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ライス

こんばんは。
アメリカGP決勝ですが、
今シーズンの1位争いと3位争いを象徴したレース展開で面白かったですね!
角田はメルセデスを抑え(なかなか抜かせない)たり、
F1ドライバー初年としては優秀だと思います。
日本のメディアがF1を取り上げないのはどうかと思いますが、
大型スポンサー(某自動車企業)への忖度かな?とも思ったりしてます。
ラリーといえば三菱の時代もメディアあまり取り上げませんでしたね。
by ライス (2021-10-26 02:13) 

suzuran

角田裕毅のハミルトン、ボッタスに対するブロックは上手く抑え込んで
いてルーキーとしては特筆ものじゃないでしょうか。
同じ役割をミック・シューマッハやニキータ・マゼピンが出来るのか?
と考えたらマシン自体の強弱はあるもののよくやっていると思います。

三菱パジェロがパリ・ダカールラリーの主役だった時代にもテレビでの
ニュース放映などなく、篠塚健次郎の名前を知っている人も少なかった
覚えがあります。
by suzuran (2021-10-26 23:31) 

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